山田美優|Miyu Yamada

Twins

March 1 – 10, 2021

11:00am~7:00pm(Last day ~5:00pm)

 

この度、MEDEL GALLERY SHUでは山田美優の個展「Twins」を開催致します。
昨年に引き続き二度目の個展となる今回では、山田による新作ペインティング約20点を展示致します。 山田美優は1994年東京出身、2018年頃から本格的にアートワークの制作・発表を開始しました。活動初年の個展「川の向こう側」(NEHAN TOKYO, 2018, 東京)をはじめ、その翌年の「クリキ・ポキン」(タンバリンギャラリー, 2019, 東京)から現在に至るまで、東京を拠点にしながら精力的に作品を発表しています。 作品の制作について、山田は「日々の生活で目にするモノやコトの姿、生活の中にある私たちの存在としての重さを捉え、記録していくこと」と自ら振り返ります。ドリッピングによる偶発的な要素、ごく何気ない具象的なモチーフが明確な境目を持たずに優しく混じり合い、独自な視覚言語として鑑賞者の前に現れる彼女の絵画は、その姿が捉えがたい、糢糊としてたゆたう日々の姿、そこに流れている時について想起させます。 一方セルフトートの描き手であり、近しいひとの死をきっかけに絵画制作を開始した彼女にとってアートとは常に流れていく私たちの日々について物語り、それをひとからひとへ伝えるものであり、「アートのためのアート」やペダンティックな営みではありません。曖昧であることや割り切れないことを肯定して描き出し、饒舌にではなく、あくまでも穏やかに豊かに語りあげる山田の絵画空間を、是非ともお楽しみください。

山田美優|Miyu Yamada

 

毎日のドローイングをもとにイメージを膨らませ、頭の中に出てきた少々ファンタジックな事柄を描いています。描くことは自分にとって社会とのつながりを持ち人と人との関わりを持つための道具です。
以前から植物を描いてきましたがメイン作品に描いたような二つが繋がった植木を描くようになったのは、最近で日常の断片として他にも花瓶や布団やテーブル上にあるような身近な物をモチーフにするようになりました。乾いていないかのような生っぽいゼリーのような文字やドリッピングの作品は、幼い時に描いてきた延長で美術教育は受けていない自分のルーツから来ているようです。
今回は小ぶりな作品が多いですが場所を選ばず飾っていただけるようにしたかったのと手に持てるサイズ感がまたしっくり来ています。
このような状況下での開催となりますがぜひご覧いただけますと幸いです。

プロフィール

東京都生まれ。近年の展示に水戸京成百貨店(2019)MEDEL GALLERY SHU(2020)、中目黒蔦屋書店(2020)、シブヤスタイルVol.14(2020)