三澤亮介|Ryosuke Misawa

個展「IN ACTION!」

February 14 – 26, 2023

11:00am~7:00pm(Last day ~5:00pm)

MEDEL GALLERY SHUでは、2月14日から2月26日まで三澤亮介個展「IN ACTION!」を開催します。
1年前の個展で多くの方にご評価され、それ以降新進気鋭のアーティストとして多方面で活躍し、海外個展やアートフェアへの参加などで研鑽を積んで参りました。
一方でデジタルによるアプローチに異を唱える声にも耳を傾け、マーケットに対するプレゼンスを模索していた年でもあったかもしれません〜自らは明確なビジョンがあったにもかかわらず〜。

本展ではその一つのソリューションとして全ての作品をハンドペインテイングとして、また、「線と面」を強く意識したブラッシュストロークはデジタル作品から着想を得たかのように伸びやかに色とりどりに、彼のアイデンティティを孕んだまま新たな作品へと生まれ変わりました。
往々にしてデジタル→アナログではピクセルを意識・着想した作品が多く見られる中、三澤のそれはシームレスにつながる線とその間をパレットのようにさまざまな色合いで埋め尽くしフラットに描き切る構成により、生きた線に区切られた美しいカラーパズルが浮かび上がっています。

昨年度の「CUT!」を経て今年は「IN ACTION!」。つまり、新たなシーンがスタートしたのです。これは僕の作品の新しいシリーズの発表とともに、生命(=エナジー)の投影です。昨年度の個展以降、僕のアトリエでの制作は、まるで長い長いトンネルの中にいるようでした。そんな答えのない不確かさを追い求める日々の中で、曖昧さに満ち溢れた僕自身がはっきりとそこに見えてきました。つまり、僕という存在は、エネルギーに満ち溢れた不確かさ(曖昧さ)そのものだったのです。それでも変わらずに僕はその不確かさの答えが知りたいと思ってしまうし、溢れ出すエネルギーを力強さを持ってコントロールしたいとも思うのです。昨年度の「CUT!」では、デジタルペインティングの中で丁寧に色彩を配置し、統制し、そのイメージの美しさを見せました。そして本年の「IN ACTION!」では、そこからアナログペインティングへと歩き出し、身体性を伴った筆致やその大胆な構図によって、僕と僕の制作に対するとめどないエナジーを見せられると思います。

三澤亮介

三澤の言うように、彼自身の”とめどないエナジー溢れる作品”により、新しい道筋の見える素晴らしい展示となりました。
新たなシーンのはじまりをぜひ是非ご覧ください。

野澤梓 Nozawa Azusa Profile

三澤亮介|Ryosuke Misawa

三澤亮介は美術によって他者と、時代と、そして世界と繋がるための方法を模索し、実践しています。「オーディエンスをロックすること、アートをコミュニケーションのツールとして捉えること」と自身でもその根底について話している彼の活動は、常に鑑賞者を含みながら考案され、それによって「見る/見られる」という関係性や世界の構築を目指しています。三澤は、ひとが生み出す引力に徹底してフォーカスし、かつてフルクサスやハプニングのアーティストとは違った方式によって他者を巻き込みます。同時にそれは、現在ではSNSやエンターテイメントによって生み出される、あるいは私たちが生み出している「スター」とそのオーディエンスの関係、また人類が歴史的に繰り返してきた「特別な個人の創造とフォローイング」という独特なコミュニケーションのあり方をスタディするようでもあります。

プロフィール
1992年福井県出身の美術家。
総合芸術をバックグラウンドに持ち、2020年より独学で絵画の制作を開始。

主な個展
「CUT!」(MEDEL Gallery SHU,東京,2022)
「Tracing the night」( 333Gallery,台北,2022)

主なパブリックアートプロジェクト
JR上野駅 アートジャック YAMANOTE LINE MUSEUM JR UENO Sta. ART WALL ×Ryosuke Misawa、

主なグループ展
「SHIBUYA STYLE vol.15」(渋谷西武,東京,2021)

アートフェア
「MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 ʻNew Soilʼ」
「Art jakarta 2022」
「KIAF+」
「VOLTA BASEL」
「Art Miami」