once more Exhibition by Jonathan Hadipranata & Nozomi Kobayashi May 9〜May 21,2023

once more

Jonathan Hadipranata & Nozomi Kobayashi

May 9〜May 21,2023

11:00am~7:00pm(Last day ~5:00pm)

MEDEL GALLERY SHUでは、5月9日より5月21日まで、Jonathan Hadipranata と小林望美による2人展”once more”を開催いたします。
2人の日本未発表作品を中心にオリジナリティ溢れる作品を展示いたします。

Jonathan Hadipranataは弊廊でのデビュー以来、目覚ましい成長を遂げ、僅か3年目にしてNY、LA、マドリッド、Seoul、ジャカルタ、そして東京の6都市のギャラリーと契約して各地の展示やアートフェアで活躍しています。
アートジャカルタの台頭に合わせるようにインドネシアのアーティスト評価は高まり、彼も新進気鋭のアーティストとして国内外で支持されています。

そのJonathanの日本未発表作品(7/8点)をご用意しました。
作品の特徴は「絆創膏」で口を閉ざした少年少女の姿です。
個人としての自分と社会や外界との関係を含めた自分自身の経験にフォーカスした作品を描いています。傷つき、抑圧されたように佇んでいる少女たちを描くことの背景は、彼本人の言葉を借りるならば「自分自身について話すことの怖さ、それをどう思われるかを気にしてしまうこと。そしてその内に隠された感情を探ること」という、他者との関係性における自己言及的な深い洞察があり、彼の描く少年少女の姿に一種の象徴的な性格を読み取ることができます。作品を描くことでその苦悩や振る舞い、そして解決への道筋を私たちに示しているとも言えます。

一方、Jonathanと小林望美はアートフェアの展示仲間であり、唯一無二の表現技法やその制作コンセプトである「社会性」「当事者性」「他者との表裏一体性」などがそれぞれ通底するものがあり、お互いをリスペクトする関係です。

小林も未発表作品を中心に全9点(3/9点)の作品をご用意いたしました。
彫るモザイク画と呼称する作品は、モザイク加工をした写真のメディム転写〜デジタル映像再生時のブロックノイズや低画像画像から着想を経て、現在は木製パネルに描いたモザイク画を彫刻刀で彫り、金属色を流し込む独自の手法を確立しています。
そのユニークな技法と日常を切り取るジャーナリスティックな視点が好評です。

毎年、弊廊でも新しい作品やシリーズを発表してくれる2人のDuo Show。
今、この瞬間の2人の発する課題や提案を作品としてをご覧いただけます。
どうぞご高覧願います。

once more Exhibition by Jonathan Hadipranata & Nozomi Kobayashi May 9〜May 21,2023

小林望美|Nozomi Kobayashi

「自他の表裏一体性(自己と他者との親和性)」を主題にモザイク画を制作。
その作風はモザイク加工を施した写真のメディウム転写に始まり、デジタル映像を再生した時に生じるブロックノイズや、低解像度の写真・画像から着想を得て変遷してきました。2016年以降には、木製パネルへ描いたモザイク画を彫刻刀で彫り、溝へ金属色を流し込むといった独自のスタイルを確立しています。
誰もが保持する「当事者性」について、自身の観点から作品制作を行い、他者との表裏一体性が垣間見える作品を目指しています。

プロフィール

1991 茨城県出身
2014 群馬大学教育学部芸術・表現系美術専攻 卒業
2016 彫るモザイク画での活動を開始
以降、都内ギャラリー、百貨店でのグループ展を中心に活動を展開

<個展>
2021「roll swipe connect」MEDEL GALLERY SHU(東京)
2019「ジェネリックラブ」八犬堂(東京).
2018「夜底の惑星で、」Art Mall(東京)
2017「心辺に座礁」Art Mall(東京)

<受賞歴>
2017 第2回星乃珈琲絵画コンテスト 佐藤俊介審査員優秀賞
2016 KENZAN2016 LOWER AKIHABARA賞

<メディア>
2022 Cocco 25周年12thアルバム「プロム」ジャケットアートワーク担当
2022 雑誌「SWITCH」Vol.40 No.4 特集 Eve 廻人奇譚(「プロム」関連インタビュー掲載)
2021 歌集『変奏曲を編む 』辻 桂子 / 鷹志かれん著・編、求龍堂刊行(描き下ろし作品掲載)
2020 アートビジネスマガジン「ARTFULL」インタビュー掲載
2019 月刊美術6月号(「藝術集団 ARTpro」のエッジィな個性派×7 頁にて掲載販売)
2018 BSフジ「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」第107回出演
2017 美術の窓6月号(「新人大図鑑2017」Art Mall推薦作家として掲載)

<参加アートフェア>
2022
「ART TAIPEI」MEDEL GALLERY SHU
2019
「ART FAIR ASIA FUKUOKA」八犬堂
「Infinity Japan Contemporary Art Show」八犬堂
「ART EXPO MALAYSIA」八犬堂
2018
「ART FAIR TOKYO」八犬堂

<近年参加グループ展>
2022
「KOWAII展 Vol.XII」銀座新井画廊(東京)
「NEW SURFACE -新しい絵肌への挑戦-」大丸東京店(東京)
「EYES-portrait show-」MEDEL GALLERY SHU(東京)
「八犬堂京橋移展」八犬堂ギャラリー(東京)
「Artist! Artist! Artist! Matusya Contemporary Art Selection」松屋銀座(東京)
「art art artヤングアーティスト旋風2022」松坂屋名古屋店(愛知)
「変奏曲を編む刊行記念展」MARUZENギャラリー(丸善・丸の内本店、丸善京都本店、ジュンク堂書店福岡店他、巡回)

2021
「NEW SURFACE -新しい絵肌への挑戦-」大丸東京店(東京)、松坂屋名古屋店(愛知)
「家入一真コレクション展 “表現へのシナジー” 」awabar kyoto(京都)
「名作 REBORN展」松坂屋上野店(東京)
2020
「アートのチカラ」伊勢丹新宿店(東京)
「阪急×アートコレクターズ ニュースター達の美術展」阪急うめだ本店(大阪)
「ニュースターアートコレクション」松坂屋名古屋店(愛知)
「Artglorieux Selection」GINZA SIX(東京)
「名作 REBORN展」松坂屋上野店(東京)、松坂屋名古屋店(愛知)
「KENZAN2020」一般社団法人Jian主催 WEB展示会
「たんざく展」銀座新井画廊(東京)、阿部敬四郎ギャラリー(宮城)
「納涼妖画展」丸善・丸の内本店(東京)
「ほころびとざんぞう」MEDEL GALLERY SHU(東京)
「フレンチチーズウォーク in 中目黒」MDP GALLERY、ビストロ13区(東京)

once more Exhibition by Jonathan Hadipranata & Nozomi Kobayashi May 9〜May 21,2023

Jonathan Hadipranata

ジョナサン・ハディプラナタは、個人としての自分と社会や外界との関係を含めた自分自身の経験にフォーカスした作品を描く。
傷つき、抑圧されたように佇んでいる少女たちを描くことの背景は、彼本人の言葉を借りるならば「自分自身について話すことの怖さ、それをどう思われるかを気にしてしまうこと。そしてそのうちに隠された感情を探ること」という、他者との関係性における自己言及的な深い洞察があり、彼の描く少年少女の姿に一種の象徴的な性格を読み取ることができる。

“The concept of my painting in itself arises from my own view of society. We are often unable to say what we wanted to say or express our true individuality, be it for the worse or for the better.I believe each one of us has had the experience to sacrifice a part of our individuality to fit in a society. Symbolized through a taped mouth, I wanted to in a way capture those moments. The communication cup is also another symbol used in these works to play off the irony.

Through my works, I’d like to invite the audience in a positive way, to recall a moment, a time, or a part of our life where we had to hold ourselves back or chose not to say anything in fear of criticism, Would things be different if we had chosen to speak our minds?”

プロフィール

学歴

2014 サンフランシスコアカデミー・オブ・アート・ユニバーシティ
1995年生まれ インドネシア在住

個展
2022 Volery Gallery,Dubai
2021 Aught press gallery, Soul
2021 The waluso gallery. London
2021 “Hide under the table” MEDEL GALLERY SHU, Tokyo

グループ展
2021 “Visions in my mind”, MEDEL GALLERY SHU, Tokyo

アートフェア
2021 Art TAIPEI (MEDEL GALLERY SHUブース)
2020 Art TAIPEI (MEDEL GALLERY SHUブース)