帝国ホテルプラザアートセレクション

竹越 夏子|Natsuko Takekoshi

Nu-存在のNUDE-

Aug 6 – 13, 2020

11:00〜19:00 (Last Day 17:00)

 

「なぜ、芸術を学ぶ者はNUDEに魅せられるのでしょうか?」
学生時代教授に尋ねたことがある。

「女性のNUDEには自然界のすべての曲線が入っているからだよ。」

それを聞いた私は、まるで雷に打たれたかの如く衝撃をうけて、至極納得した記憶がある。

ルネサンスの画家たちが自然や宇宙の仕組みを身体に求めたように、
私たちはNUDEに何かの起源を求めているのではないだろうか。

そういえば若い時の私は、毎日自分のNUDEを描いていた。
とても不思議だったのだ。
自分のようで自分のようではない不思議な皮膚感覚。
自分のものなのに、決して見ることのできない場所への畏れ。
外見のようでもあるし、中身のようでもある。
エロティックなようでもあるし、神々しくもある。

そのパラドックスへ、一生懸命挑んでいたのだと思う。

今の私にとってのNUDEは私の起源からあふれる、そのものだ。
存在のNUDE。

そういえば、教授はこんなことも仰った。
「だって、嫌いな人はいないでしょ?」

全く同感だ。
私はNUDEを愛している。

竹越夏子プロフィール

竹越 夏子|NATSUKO TAKEKOSHI

 

私の創造は祈りと共にあります。 外側の世界がどんなにざわめいていても 絵筆がキャンバスにつたう度、 本来の私になり、ありのままで生きている瞬間を感じます。

体感こそが真実であり、それを確かめるように私はキャンバスに向かっています。

そして折り重なった祈りが、作品になっていくとき、私は愛を感じます。

世界の人々の心に、私の作品を通して愛の扉を捧げたい。

それこそが私の祈りであり、創造です。

プロフィール

1993年 武蔵野美術大学短期大学美術学科卒業

1995年 共立女子大学生活美術学科卒業

1993年、1994年、1995年 主体展入選

1995年 4月 銀座<あかね画廊> 個展

1991年~現在 毎年10月 玄木会 グループ展出品

2011年 10月 Caffe sherile 個展

2012年 5月 Caffe 312 個展

2013年 6月 Sherile cabre 個展

2014年 8月 三宿 star poets gallrary   個展

2016年 第48回欧美国際公募コルシカ美術賞展入選

2016年 8月 三宿 Unica creative space   個展

2017年 第49回欧美国際公募イタリア美術賞展入選

2017年 主体展入選以後毎年出品

2018年 第50回欧美国際公募スペイン美術賞展入選

2019年 2月ART UP 2019 Foire d’Art Contemporain au LILLE GRAND PALAIS -FRANCE出品

2019年  4月PARIS FRANCE  galerie  metanoia   初海外個展

2019年  7月 日比谷 帝国ホテルプラザ MEDEL GALLERY SHU個展

2020年 2月 PARIS FRANCE espacesorbonne4個展

2020年 2月 PARIS FRANCE Le Salon des Indépendants datant  au PARIS Grand Palais.出品

現在美術教員として、学生にアートを広める活動も行っている。

 

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