那須勲|Isao Nasu

WARE WARERA ~月が綺麗ですね~

November 2 〜 8,2020

11:00am – 7:00pm(Last day ~5:00pm)

 

人類が森から地上に降り立ち、我々の遠き先祖が他の動物との身体的脆弱性を克服したある意味最高の発明である「社会」というヒトの想いや力を結節させたものがある。

自らの考えを擦り合わせたり、想いを確認したい時、人は互いに向き合い目を合わせる。また、それぞれの想いや互いの存在を響かせ合いたい時、人は同じ方向に向き同じものへまなざしを送る。焚火の火、海に沈む夕日、一輪の花、宙に浮かぶ月・・・、ワタシ同士がまなざしを合わせる事で一つになる「ワレワレ」という感覚だ。

その延長上に国家や祭祀や経済が生まれたが、今日の現代社会のこの先の見えない時代に再び再構築されるべき感覚ではないかと作品展タイトルに託しました。

心に芽吹くあなたの物語を現す、そんな作品と出会って頂けましたら幸いです。

高木優希 プロフィール画像

那須勲|ISAO NASU

宝珠悉皆師 

“美というスウィッチ”

人類が森から草原に出、他の種と袂を分かち独自の道を歩む最初の営みは「身にまとう」だったようだ。そして“祈り”というスウィッチとして装身具が生まれ、個を立たせ、また繋がりを深め、人々に安らぎと活力を与えた。

紡がれる時の中、装身具は自然界への畏怖と宇宙意識とのアクセスツールとして、祭祀や護符、また力の象徴として受け継がれ、飛鳥時代に忽然と日本の歴史舞台から消えるも、1500年間の空白の時を経て明治の西洋文化吸収期にファッションアイテムとして上陸、今日ジュエリーとしてそのきらめきが親しまれています。
那須勲の作品はこの流れに改めて古代のスウィッチをARTというコンテクストに乗せ、この日本の地で連綿と受け継がれてきた日本の美・工芸職人の技で表現しています。
そこには人類の営みに紡がれた数多の神話的物語があり、畏怖すべき気配との対話と身に着ける人の神性と個性にアクセスするスウィッチが内包されています。

プロフィール

1967年

岡山県倉敷市生まれ 現在横浜在住  幼少期より石に興味を持つ。

10代

大学生の頃より海外留学・放浪等を経て現在まで40カ国余を歴訪。

世界に触れる度に日本の文化への興味が増す。

20代 

メキシコを旅行中 オパール鉱山主との出会いから宝石商を志す。

NYの宝石鑑定士学校への留学資金を得る為、卒業後北アフリカのモロッコにて貿易会社設立。湾岸戦争の混乱の中ビジネスを遂行する。帰国後、ジュエリーメーカーと卸の会社等に3年勤務。その後、原石ルートの開拓の為、

タイ・カンボジア・ベトナム等の鉱山を廻る。

ジュエリー会社(有)ナスインターナショナル設立

20代最後の記念に97年のパリ・ダカールラリーに参戦。部門で3位入賞。

30代

雑誌のプロデュースの他、“日本の文化と風土を後世に残す”をテーマにNPO設立。

日本文化講座やラジオの環境番組のプロデュース等。

以前から目指していた日本の文化を内包したジュエリーの具体的な研究を始める。

国際交流団体の実行委員長として10年活動。
同時に日本文化を基軸にしたサロンを10年間主催。

煎茶道黄檗売茶流 中澤弘幸家元に師事。煎茶道黄檗売茶流のお稽古場を開く。

40代

アーティスト活動開始。

日本の美意識を内包した作品を阪急百貨店本店美術画廊にて初個展。

 

現在 装身具が果たす装置としての美を神話的世界観として背景に持つ作品、また工芸技術を表現の基盤に新たなアート作品を国内外に発表し続けている。

  

ART WORK

浦和学院学モニュメント制作・プロデュース / 常倫寺 ご神木モニュメント制作・プロヂュース

鎌倉古民家移築プロジェクト Movie・コンテンツ プロデュース(現在)…他

 

作品展:

阪急うめだ本店美術画廊  大丸心斎橋美術画廊   PHILLIPS DESIGN WEEK PREVIEW in NY

Gleta Residence Gallery in NY   ミラノサローネ/イタリア    三嶋大社宝物館ギャラリー

帝国ホテルプラザ MEDEL GALLERY SHU ギャラリーエクリュの森 ART NAGOYA 靖山画廊   伊場仙まちかど展示館   ATOM GALLERY  ギャラリー澄光  ギャラリー蔵  ギャラリーO2 マレーシアMIJ    養源寺弘法堂ギャラリー   近江楽堂/オペラシティ …他