6/29 - 7/8 松元 悠 個展 独活の因縁|The Fate of an Udo  MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS VOL. 8

MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS VOL. 8

松元 悠 個展

独活の因縁|The Fate of an Udo

2020年6月29日(月)〜7月8日(水)

11:00〜19:00(最終日は17:00まで)

松元悠はマス・メディアが報じる出来事をリトグラフに描く。インターネット、新聞、雑誌が伝える当事者の情報は断片的であり、私たちはマス・メディアの向こう側に生きた人間がいるという事実をしばしば忘却している。

松元もまた、そうした情報の消費者の一人にすぎないことを自覚している。しかし、彼女は当事者の代わりに自画像を描くことで、出来事との関わりを創出しようと試みる。それは当事者の不在を埋めるのではなく、むしろ、空白を指し示すための行為である。

 

6/29 - 7/8 松元 悠 個展 独活の因縁|The Fate of an Udo  MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS VOL. 8
6/29 - 7/8 松元 悠 個展 独活の因縁|The Fate of an Udo  MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS VOL. 8

松元悠|Haruka Matsumoto

 

版画家、美術家。主にリトグラフ技法を用いて多版多色の版画を作成する。

新聞、テレビ、ウェブなどのマス・メディアが報じるニュースを取り上げ、その情報から現地を訪れ、あるいは当事者を演じることで、ニュースの当事者の追体験を試みる。リトグラフ技法による作品群は、それらの行為が積み重なって出来た、作者の想う当事者のイメージ(=当事者像)である。

ニュースを視聴するとき、わたし達は情報として特定の他者を消費している。一方でその行為は、おおよそ出会うことのない他者といつの間にか接続し、関係性が発生した瞬間とも取ることができる。 

ニュースショーが演出する当事者像から一歩踏み出し、出来事の追体験を試みた時、そこに立ち現れるのは自らの手で再構築した人物である。

それは当事者でもなければわたし自身でもない。あるいは、その両方であるかもしれない。

 当事者不在のコミュニケーションを行いながら、共感でもなければ消費でもない、他者との対話の在り方を模索している。

プロフィール

2015 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース 卒業

2018 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画 修了

 

個展

2019 「活蟹に蓋」 三菱一号館美術館(東京)

2019 「血石と蜘蛛」 YEBISU ART LABO(愛知)

2018 「カオラマ」 京都芸術センター南・北(京都)

2017 「マル秘と鶏」 SUNABAギャラリー(大阪)

2015 「松元悠 展」 Oギャラリーeyes(大阪)

 

主なグループ展

2020 「HER/HISTORY」岸和田市立自泉会館(大阪)

2020 「Kyoto Art for Tomorrow 2020―京都府新鋭選抜展―」京都文化博物館

2019 「timelake―シングルスクリーン/取りまく息を吐く瞬間―」TO OV café/gallery(札幌), minamo (香川), MOTIF(香川), Kanzan Gallery(東京),遊糸洞(大阪),The Third Gallery Aya(大阪)

2019 「Aspects of Light」成安造形大学【キャンパスが美術館】(滋賀)

2018 「Lighter but Heavier 重くもあり軽くもある」C.A.P.(兵庫)

2018 「間間」THE TERMINAL KYOTO(京都)

2018 「快晴」ペフpe.hu(大阪), CORNER PRINTING kg(東京), GALERIE P38(フランス・パリ)

2018 「アートアワードトーキョー 丸の内2018」行幸地下ギャラリー(東京)

2018 「次世代を担う作家たち4人展」京阪百貨店守口店6階美術画廊(大阪)

2017 「第10回高知国際版画トリエンナーレ」いの町紙の博物館(高知)

受賞

2020 「Kyoto Art for Tomorrow 2020―京都府新鋭選抜展―」  京都新聞賞

2018 「アートアワードトーキョー 丸の内2018」  a.a.t.m.2018 三菱地所賞

所蔵

町田市立国際版画美術館

2018 MFA Kyoto City University of Art

2015 BFA Kyoto Seika University

Solo exhibition

2019 “A living crab is boild” Mitsubishi Ichigokan Museum of Art (Tokyo)

2019 “Blood Stone and Spider” YEBISU ART LABO (Aichi)

2018 “Kaorama” Kyoto Art Center South/North (Kyoto)

2017 “Secret and Cook” SUNABA Gallery (Osaka)

2015 “Haruka Matsumoto Exhibition” O Gallery eyes (Osaka)

Selected Group Exhibition

2020 “HER/HISTORY” Jisen-Kaikan Kishiwada (Osaka)

2020 “Kyoto Art for Tomorrow 2020” The Museum of Kyoto

2019 “timelake-Single screen/The moment when breathing begins-” TO OV café/gallery (Hokkaido), minamo (Kagawa), MOTIF (Kagawa), Kanzan Gallery (Tokyo), Yushido (Osaka),The Third Gallery Aya (Osaka)

2019 “Aspects of Light” Seian University of Art and Design University [Campus Art Museum] (Shiga)

2018 “Lighter but Heavier heavy and light” C.A.P. (Hyogo)

2018 “MA MA” THE TERMINAL KYOTO (Kyoto)

2018 “Sunny” Pehu | pe.hu (Osaka) / CORNER PRINTING kg(Tokyo) / GALERIE P38 (Paris,France)

2018 “Art Award Tokyo Marunouchi 2018” Gyoko Underground Gallery (Tokyo)

2018 “Four artists who will lead the next generation,” Keihan department Moriguchi (Osaka)

2017 “The 10th Kochi International Print Triennale” Museum of Inomachi (Kochi)

Awards

“Kyoto Art for Tomorrow 2020” Kyoto Shimbun Award

“Art Award Tokyo Marunouchi 2018” a.a.t.m.2018 Mitsubishi Estate Award

Public collection

Machida City Museum of Graphic Arts

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