西村 卓 展 — どこかで —
5月27日(月)〜 6月2日(日)
11:00〜19:00(最終日は17:00)
西村卓の作品は、そのカラフルな配色と、木の質感を活かすことに尽きます。
まず材料となる木材を染色し、それらを貼りあわせて塊とし、その表面を切り出すという行程を繰り返していきます。
カラフルな配色は人類の多様性を、作品の表面はその共存を、その形状は無限に広がっていく人類の創造性の広がりをも想起させます。
「都市と共に生きる人々の営み」をテーマにした、積み木のような遊び心と色彩豊かな彫刻たち、そして、彼が手がける希少な平面作品をお楽しみください。
西村卓|Taku Nishimura
”いまいることは、いつかのどこかだったかもしれない。
僕にとっての君は、彼奴にとっての誰かかもしれない。
僕にとっての彼奴は、君にとっての誰かで、
彼奴にとっての僕は、誰かにとっての君かもしれない。
僕と君と彼奴と誰かの関係は、とどまることなく、変化し続けるだろう。
いつかのどこかにいた誰かも僕という存在を形成している。
すべてのことが一つの存在を構築していく。
プロフィール
1990 岐阜県出身
2014 多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業
2016 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程 彫刻専攻 修了
個展
2014
多摩美術大学彫刻学科研究室主催大学院彫刻専攻生選抜展プロジェクト「西村 卓−DREAMS−」/ギャラリィK(東京)
2017
東京現代美術画廊会議主催 「新世代への視点 西村 卓 展 −ここ−」/ギャラリィK(東京)
2018
銀座蔦屋書店主催「拡張都市」/銀座蔦屋書店 (東京)
その他 個展・グループ展多数
受賞歴
2013 「二科展」入選(東京)
2014 「美術文化展」新人努力賞受賞(東京)
2015 「美術文化展」努力賞受賞(東京)
パブリックコレクション
ホテル「ハイアットセントリック銀座東京」
