Blombos Cave 奥天昌樹|Masaki Okuten 2020年9月28日(月)〜10月4日(日) 11:00〜19:00(最終日は17:00)

#Blombos Cave

奥天昌樹|Masaki Okuten

September 28 – October 4, 2020

11:00am – 7:00pm(Last day ~5:00pm)

 

『忘れる』という能力は人間の優れた能力だという話がある。

常に新鮮な気持ちでいるためだとか。

感情を整理するためだとか。

子どもの頃大事にしていたおもちゃや、様々な思い出や風景や人も少しずつ輪郭が曖昧になっていく。

今世界中がコロナ禍で毎日聞くようになった『Distance 』という単語。

外出自粛で会えていた人にも会えず、行きたい場所にも行けず、SNSで人々の動向を受動的に知るばかり。会ったことない人だって沢山いる。

僕は身の回りのもの達への距離に今一度想いを馳せ深層へ潜っていくことが増えた。本展はそんな想いから生まれた新シリーズ『Distance 』を主に構成されている。

奥天昌樹|Masaki Okuten

アーティスト・画家

 

ずっと絵画で何をするか?ということを考えている。

僕は絵画の積層構造に興味があり積層にアクシデントを配置しボードゲームのようにやりとりをする。そして下地から離れ重なっていく層は最終的に存置されていた最下層のイメージが主張する。

最近ではシェイプドキャンバスを用いている。それは与えられた四角の自由度の中で表現していることへの脱却のための試みである

しかしいざ向かい合ってみると、すでに支持体に対し一手が加えられているためプロセス的に二手目からのスタートであり絵画の中での正解はスクウェアのそれよりも限定されたものになり、ないはずの四肢に感覚を感じるPhantom pain(幻肢痛)のように僕は規格のなかで制作していた事を改めて思い知る。

アクシデント要素として用いる落書きは6歳以下の子どもの絵を扱っている。それはまだ意味化されてないイメージとはまだ呼べない身体的で原始的な線として仮定して扱うためである。

プロフィール

1985 神奈川県出身

2012 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業

グループ展  Group exhibition

2008

「発光ステロイド」  武蔵野美術大学芸術祭美術大学総合展覧会

「THE SIX」  美術大学総合展覧会

2009

「via art 2009」  シンワアートミュージアム

2010

「via art 2009 prize exhibition」  シンワアートミュージアム

「My Favorite 4 Artists」  ZEITFOTO SALON

「奥天昌樹 衣真一郎 土田瞬 三人展」  cafe&gallery Tapies

2012

武蔵野美術大学卒業・修了制作展   武蔵野美術大学

千代田芸術祭 2012「3331 EXPO」  3331 art chiyoda

2013

GEISAI#18  東京都立産業貿易センター台東館

2015

マントル#11  東京都立産業貿易センター台東館

2016

Morning Star #1  NANZUKA

2017

「Re:OPEN」  みんなのギャラリー

個展  Exhibition

2009「immature efect」GALLERY b.TOKYO

2016 「Put the stone」みんなのギャラリー

2020 「#Blombos Cave」MEDEL GALLERY SHU

受賞歴 Prize & Award

2009

審査員賞 山本冬彦賞/viaart2009

KURATA賞/viaart2009

2013

ホルベイン賞/ GEISAI#18

2014

優秀賞/第3 回D アートビエンナーレ