國久真有 | MAYU KUNIHISA

AUTOLYSIS

March 12 – 21, 2021

11:00am~7:00pm(Last day ~5:00pm)

11:00〜19:00(最終日は17:00まで)

 

この度、MEDEL GALLERY SHUでは國久真有の個展「AUTOLYSIS」を開催致します。東京では初個展となる今回の展示では、國久による新作ペインティング約20 余点を展示致します。國久真有は1983年大阪府出身、2015年に神戸芸術大学工科大学大学院 芸術工学研究科 芸術工学専攻博士課程後期を満了し、2017年頃から本格的に活動を開始しました。2018年の「IF ANYWHERE」(創治朗, 兵庫)、「BEAT PER MINUTE」(TEZUKAYAMA GALLERY, 大阪)、2019年の岡本太郎大芸術賞展をはじめ、関西を拠点にしながら精力的な活動を展開しています。 画面の四方から反復してひかれた線とそれぞれが描きだす四つの円。そのごくミニマルな構造を持つ自らの絵画について、國久は「《描く》とは《考える》であり、思考はどうしても自分が生きてきた記憶や環境の影響を受けてしまう。どうやったら《考えない》ということが、純粋な絵画ができるか。私の絵画は究極の考えないものであり、究極の《描いていない》をしている」と話します。恣意性を取り除くかのように《弧を描くように線を引く》という同一の行為を繰り返していく國久の作品は、ある意味ではバーネット・ニューマンらが試みたような絵画の純粋性を探り求める行為の結果であると同時に、現代における絵画の意義について再考を促すものでもあります。 一方で彼女は描き手の意図、好みや経験を造形化することではなく、國久は作家自身の個体性から距離を置いた絵画空間をつくり上げることにより、本人の表現を借りれば「どれだけでも彷徨える自由」を鑑賞者に提示します。世界を押し付けるのではなく、訪れるための場所を、空間を構築する。それによって國久の作品は「絵画というメディアを楽しむとはどういうことか」という機会を鑑賞者に問いかけます。 「絵画とは何なのか」「作品において私(画家)はどういう存在なのか」「《描かない》ということにより絵画は成立するのか」「鑑賞者と絵画の関係とは」という問いに突き動かされながら描れる、その冷静でありながら野心的に絵画の壮大な歴史に言及していく國久の静かな、そして雄弁な世界を是非ともお楽しみください。

國久真有|Mayu Kunihisa

 

絵画(四角い平面)は何次元ものことを平面にとりこめるという特性があります。そこに興味を持ち、四角い画面がイリュージョンを示すまで様々なドローイングをしました。この絵画シリーズは、(ひとつの)結果としての四角い平面絵画です。

人体を軸にし腕のストロークと遠心力を利用し描く手法を利用したwit-witシリーズという絵画です。 自身の身長と同じ長さの円を画面に現し、その積層はキャンバスと作者の間を取り払うかの様にし、四角い画面は絵画空間を出現させていきます。 名称は、古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの『建築論』の記述をもとに、レオナルド・ダ・ヴィンチが1485〜1490年頃に描いたドローイング『ウィトルウィウス的人体図』に由来します。 

例えば、ゴールを設定した方が人には見えやすいことがあるので、情景を設定したり、模索したりしながら描いています。

プロフィール

1983 年大阪府生まれ

学歴

2003 年 University of the Arts London Central Saint Martins Art and Design Foundation course 修了

2015 年 神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術工学専攻博士後期課程満了

 

近年の個展

2021 年 「AUTOLYSIS」  MEDEL GALLERY SHU 東京 

2020 年 「RAW SUBSTRATUM」 神戸北野美術館 兵庫

2018 年 「LIGHT LESSON」 GALLERY CLEF 岐阜

2018 年 「BEAT PER MINUTE」 TEZUKAYAMA GALLERY 大阪

2018 年 「IF ANYWHERE」 創治朗 -Contemporary Art Gallery- 兵庫

2017 年 「Hello! KUNIHISA」 KOBE STUDIO Y3 兵庫

 

近年のグループ展

2020 年 fの冒険 ~7 人のアーティストによる平面表現の魅力~ あまらぶ

アートラボ 「A-Lab」 兵庫

2019 年 下町芸術祭2019 駒ヶ林 兵庫

2019 年 六甲ミーツ・アート芸術散歩2019 六甲山 兵庫

2019 年 「AQUA」 pavart rome ローマ

2019 年 「MAGURE in MAAM」 MAAM museum ローマ

2019 年 「La nascita di PAM」 MACRO ASLO ローマ

2019 年 第22 回岡本太郎現代芸術賞展 川崎市岡本太郎美術館 神奈川

2018 年 第47 回現代芸術国際AU 展 原田の森ギャラリー 兵庫

 

主なアートフェア

2019 年 ART OSAKA 2019 ホテルグランヴィア大阪 大阪

2018 年 KOBE ART MARCHE 2018 KOBE MERIKEN PARK ORIENTAL

HOTEL  兵庫

2017 年 KOBE ART MARCHE 2017  KOBE MERIKEN PARK

ORIENTAL HOTEL  兵庫

 

受賞歴 

2020 年 Young Creators Award 2020 グランプリ

2020 年 ubisum by ubies Asian Review Tourament Benny Au 賞

2019 年 第22 回岡本太郎現代芸術賞 特別賞

2018 年 第47 回現代芸術国際AU 展 TIVOLI Award

2017 年 UNKNOWN ASIA 審査員松尾良一賞、レビュアー中島麦賞、レビュアー三村康仁賞

2012 年 取手壁画映像コンペティション 入賞

2010 年 神戸芸術工科大学卒展「カオス」 奨励賞

2007 年 神戸芸術工科大学セレンディップコンペティション グランプリパブリックコレクション

Museo dell’altro e dall’altrove di Metropoliz

東大阪市立永和図書館

 

出版

2016 年 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科選抜集「紙手水本 2」

ISBN:978-4-88008-460-2

C0070

2020 年 ビジュアルデザイン1. 左右社 ISBN:978-4-86528-254-2