チャリティ企画|Charity Exhibition
“Love Cat Energy!!!”
-猫のためにアーティストができること-
第1期:2025年12月26日(金)〜2026年1月20日(火)
第2期:2026年1月23日(金)〜2026年2月10日(火)
12:00pm – 7:00pm(Last day until 5:00pm)
MEDEL GALLERY SHU HIBYAでは、2025年12月26日より2月10日まで、2期にわたりチャリティ企画「”Love Cat Energy!!!” -猫のためにアーティストができること-」を開催いたします。
本展は、企画者である陶芸家の鯨虎じょうが、アートの力で社会を巻き込んで猫のために支援をしたいという思いで立ち上げました。
ふわふわ、もふもふ、なんとも愛らしくてかわいい猫。
猫は私たちにとって癒しを与えてくれる人類を魅了してやまない生き物です。
そんな猫に深刻な多頭崩壊のレスキューの現場が存在していることや、腎臓病にかかりやすいことを皆さんはご存知ですか?
【猫×アートのコラボで猫に応援をする本展覧会】は国内外の様々な展覧会に出展され、近年活躍の幅を広げている陶芸家の鯨虎(いさなこ)じょうが、自身の深い猫愛から、アートの力で社会を巻き込んで猫のために寄付をしたいという想いで立ち上げました。
鯨虎は個人的に10年以上保護猫を複数匹、保護猫団体からお迎えし、飼育をしております。人間の家族を20代初期で全て亡くしてしまった経緯もあり、猫は唯一無二の家族かつ、特別な存在で、猫と暮らしながら陶芸をしてきました。2025年10月に保護猫団体から我が家にまた新しい保護猫をお迎えすることになったのですが、その猫は多頭飼育崩壊現場からレスキューされた猫でした。現場に70頭の猫がいたうち、生き残ったのは、たった14頭だけだったそうです。保護猫団体から深刻なレスキュー現場のお写真や生の現場の声や資金繰りで困っていらっしゃるというお話を伺いました。個人がひとりで出来ることは限られておりますが、アートの力で、アーティスト様、ギャラリー様、お客様、保護猫団体様、動物病院様等のご協力をいただく形で、社会を巻き込んで、猫の救済支援や社会貢献のお力になることが出来ればと思い、猫団体に作品収益の一部を寄付する本企画を立ち上げました。
多くのお客様に、猫のレスキューや病気の現状を知って頂くとともに、猫や動物や人への愛が深い素敵な作家様方の素晴らしい作品をご覧いただき、楽しんで心を癒していただければ大変嬉しく存じます。
鯨虎じょう
家族の一員として愛されることの多い猫ですが、その裏側には様々な問題も孕んでいます。
本展はイラストレーターや現代美術家など沢山の様々なアーティストにご参加いただきました。微笑ましい作品も多数ございます。
どうぞご高覧いただき、動物愛護や社会貢献について考える機会としていただけましたら幸いです。
参加アーティスト:
第1期:
網倉彩乃、鯨虎じょう、石川慎平、おおはらみゆ、岸明里、木ノ優姫乃、酒井智也、下虎之助、手銭吾郎、林麻依子、森川裕也、YOKEY
第2期:
鯨虎じょう、石川慎平、井上魁、小笠原森、岡安真美、北林加奈子、酒井智也、佐藤典克、外山奏瑠、高橋ヒロセ、高橋禎彦、辰巳香、津守愛香、西島蓮、花塚愛、藤本巧、増田敏也、丸山純、平田崎、YOKEY
寄付先:
・保護猫カフェねこかつ
・猫の未来とびら
・一般社団法人AIM医学研究所
クラウドファンディングでも皆様のご支援をお待ちしています
“Love Cat Energy!!!” -猫のためにアーティストができること-
MEDEL GALLERY SHU HIBIYA is pleased to present the charity exhibition
“Love Cat Energy!!! — What Artists Can Do for Cats —”, held over two exhibition periods from December 26, 2025, to February 10, 2026.
This project was initiated by ceramic artist Joe Isanako, driven by a strong desire to use the power of art to engage society and provide meaningful support for cats in need.
Soft, fluffy, and irresistibly charming, cats are beloved companions that bring comfort and joy to our lives. However, behind this affection lie serious issues that many people may not be aware of, such as large-scale hoarding and rescue situations, as well as the fact that cats are particularly prone to kidney disease.
This exhibition—a collaboration between cats and art to support cats—has been presented at various exhibitions both in Japan and abroad. It was launched by Joe Isanako, a ceramic artist whose career has expanded significantly in recent years, inspired by her deep love for cats and her wish to mobilize society through art in order to donate to feline welfare causes.
For over ten years, Joe has personally adopted and lived with multiple rescue cats from animal welfare organizations. Having lost all of her human family members in her early twenties, cats have become her irreplaceable family and a profoundly special presence in her life. She has continued her ceramic practice while living alongside cats.
In October 2025, she welcomed another rescue cat into her home—this time from a severe hoarding situation. Of the approximately 70 cats found at the site, only 14 survived. Through conversations with rescue organizations, she learned firsthand about the harsh realities of such rescue scenes, the financial difficulties they face, and saw photographs documenting these conditions.
While what one individual can do alone is limited, Joe believed that by harnessing the collective power of art—bringing together artists, galleries, visitors, rescue organizations, and veterinary hospitals—it would be possible to create a broader social impact. With this vision, the project was established to donate a portion of the exhibition’s proceeds to cat welfare organizations.
Through this exhibition, we hope many visitors will gain awareness of the realities surrounding cat rescue and illness, while also enjoying the heartfelt and healing works created by artists who share a deep love for cats, animals, and people.
Joe Isanako
Cats are often cherished as family members, yet numerous challenges exist beneath the surface.
This exhibition brings together a wide range of artists, including illustrators and contemporary artists, presenting many warm and delightful works.
We sincerely hope you will visit the exhibition and take this opportunity to reflect on animal welfare and social contribution.
Participating Artists
Part 1
Ayano Amikura, Joe Isanako, Shinpei Ishikawa, Miyu Ohara, Akari Kishi, Yukino Kino, Tomoya Sakai, Toranosuke Shimotora, Goro Tezeni, Maiko Hayashi, Yuya Morikawa, YOKEY
Part 2
Joe Isanako, Shinpei Ishikawa, Kai Inoue, Shin Ogasawara, Mami Okayasu, Kanako Kitabayashi, Tomoya Sakai, Norikatsu Sato, Kanaru Toyama, Hirose Takahashi, Yoshihiko Takahashi, Kaori Tatsumi, Aika Tsumori, NISHIJIMA Ren, Ai Hanatsuka, Fujimoto Takumi, Toshiya Masuda, Jun Maruyama, Saki Hirata, YOKEY
Donation Recipients
-
Neko Katsu Rescue Cat Café
-
Neko no Mirai Tobira (The Door to Cats’ Future)
-
AIM Medical Research Institute (General Incorporated Association)
Crowdfunding
We also welcome your support through crowdfunding:
“Love Cat Energy!!! — What Artists Can Do for Cats —”
https://www.makuake.com/project/love_cat_energy/

網倉彩乃
Ayano Amikura

鯨虎じょう
Joe Isanako

石川慎平
Shinpei ISHIKAWA

井上魁
kai Inoue

おおはらみゆ
Miyu Ohara

小笠原森
Shin Ogasawara

岡安真美
okayasumanami

岸明里
Kishi Akari

北林加奈子
Kanako Kitabayashi

木ノ優姫乃
Kino Yukino

酒井智也
Tomoya Sakai

佐藤典克
Norikatsu Sato

下虎之助
Toranosuke Shimo

外山奏瑠
Soul Sotoyama

高橋ヒロセ
TAKAHASHI HIROSE

高橋禎彦
Yoshihiko Takahashi

辰巳香
Kaoru Tatsumi

津守愛香
Tsumori Aico

手銭吾郎
Goro Tezeni

西島蓮
NISHIJIMA Ren

花塚愛
Hanazuka Ai

林麻依子
Maiko HAYASHI

藤本巧
Fujimoto Takumi

増田敏也
MASUDA Toshiya

丸山純
Jun Maruyama

森川裕也
MORIKAWA YUUYA

平田崎
Saki Hirata

ヨーキー
YOKEY
網倉彩乃|Ayano Amikura
進む多様性を嬉しく思い、なるべく心を柔らかく、多くの人々の価値観を知ろうと努めた。約5年前に描いた「一瞥の奥」という作品群は、「他者を尊重する自分」にフォーカスを当てた心象絵画であった。
しかしそれから幾らも経たず、多様性によって救われたと思っていた命が消えた。
マイノリティの尊重を求めることは「罪」であるとでも言うのだろうか。
一体どこからが?
それでも、自分にも他者にも柔らかくあることを諦めたくない。
普段描く抽象画はタブローに色彩を重ねては削る画法で、自らの主張を俯瞰的に確認し、他者へ伝える情報に慎重になるつもりで行なっている。
人間は白黒はっきりとは捉えられない。その奥行きをキャンバスに遺したい。
今回発表する動物たちの作品も一貫して平面に「奥行き」を描くことを意識している。
彼らを慈しむ人間たちも、また。
価値観が急激に変わってゆく時代の流れの中で、できるだけ極限まで「今」の感情を、とことんまで「自分」の願いを。
慎重に、痛烈に、描く。
Profile | プロフィール
1990 神奈川県生まれ、山梨県出身
2013 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
現代美術家協会所属
「#宇宙の絵描きさん」として心象表現を宇宙的な色彩(ハッブル望遠鏡が映し出す星雲のような)で描くことを追い求めている。独身時代は相模原JAXAを見学するのが好きだった。
CV
個展
2025 「網倉彩乃展」ギャラリーQ、東京
グループ展
2010 「なつやすみ展」古春堂画廊、山梨
2010 「アオヤサイ展」アートイマジンギャラリー、東京
2012 「東京デザイナーズウィークコンテナ展」明治神宮外苑絵画館前、東京
2014 「99人展」ギャラリーQ、東京
2014 「Viewpoint2014展」ギャラリーQ、東京
2014 「Heartwarming展2014」ギャラリーQ、東京
2016 「日曜日のパレード」PANOF E studio、東京
2017 「99人展」ギャラリーQ、東京
2018 「99人展」ギャラリーQ、東京
2018 「第44回国際美術大賞展」東京都美術館、東京
2018 「グループ展」司画廊、東京
2019 「Brightly-2019展」ギャラリーQ、東京
2019 「99人展」ギャラリーQ、東京
2019 「Heartwarming2019」ギャラリーQ、東京
2021 「Brightly2021展」ギャラリーQ、東京
2021 「デザインフェスタNo.53絵画出品」東京ビッグサイト、東京
2021 「デザインフェスタNo.54絵画出品」東京ビッグサイト、東京
2022 「デザインフェスタNo.55ライブペイント」東京ビッグサイト、東京
2023 「第11回東京現展」東京都美術館、東京
2023 「作品展示」本屋ウニとスカッシュ、長崎
2024 「東京現展新春展10」コートギャラリー国立、東京
2024 「2人展Vivid rendez-vous~reunion~」下北沢reading caféピカイチ、東京
2024 「80年記念現展」国立新美術館、東京
2024 「第12回東京現展」東京都美術館、東京
2025 「東京現展新春展11」コートギャラリー国立、東京
2025 「第81回現展」国立新美術館、東京
2025 「6+1展」Gallery美庵、東京
2025 「in the room展」オンライン展覧会
受賞歴
2007 「UTY教育美術展」優秀賞
2007 「山梨県芸術文化祭」芸術文化祭賞
2008 「UTY教育美術展」文部科学大臣賞
2018 「第44回国際美術大賞展」新人賞
2024 「80年記念現展」入選、会友推挙
2025 「第13回東京現展」奨励賞
鯨虎じょう|Joe Isanako
ファッションとは、キュートでポップな武装だと思っている。
社会や権力や苦手なもの怖いものに対して、毒とキュートとポップで戦う・抵抗する。そのようなテーマを主軸に制作をしている。
鯨虎の作品は、陶芸というジャンルを借りているものの、土を使用せずに、主に釉薬のみで制作を行う。あるいは土を大量の分厚い釉薬や金銀彩の細かな装飾で全て覆い隠す。その意図は、洋服やアクセサリーという人間を包む装飾の皮を、
陶芸における釉薬という表面を彩る皮のみによって成立させるということにより、現代アートとして昇華させるということに由来している。
Profile | プロフィール
1994年東京都生まれ。幼少期は父母の故郷である高知県の海・群馬県の野山にも滞在。多摩美術大学大学院博士前期課程工芸専攻陶研究領域 修了。2019-2023 多摩美術大学工芸学科 副手を経て助手。2023-現在に至る 東京工芸大学デザイン学科 助手。
CV
2016 神奈川県美術展(工芸部門 美術奨学会記念賞,入選,17,18)
2016 個展(GALLERYなつか/東京 ,17)
2021 Transfiguration(艸居リスボン/ポルトガル)
2022 個展(艸居/京都)
2023 個展(DiEGO/東京)
2024-2025 THE HEADLINERS 2024ー陶芸フェス、はじめます。(茨城県陶芸美術館/茨城)
2025 個展(日本橋高島屋/東京)
石川慎平|Shinpei ISHIKAWA
彫刻が人間にみせるイリュージョン性と本来の物体性を制作のテーマとして、アートが引き起こす視知覚のゆらぎに向き合いながら、現代社会の諸相や、自分自身の記憶や心情を作品化しています。
Profile | プロフィール
1989年 東京生まれ
2012年 多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業
2014年 多摩美術大学大学院博士前期課程彫刻専攻 修了
【CV】
個展
2025 「金色 in my head」MASUMI SASAKI GALLERY/東京
2025 「蝙蝠の眼」same gallery/東京
2023 「( Not ) Easy」MADO-Labo/東京
2022 「reframe」SO-KO/東京
2021 「フェアプレー」KOMAGOME1-14cas/東京
2018 「残像の記録」Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi/東京
2017 「active」EARTH+GALLERY/東京
2013 「石川慎平展」ギャラリィK/東京
グループ展
2025 「多摩美術大学助手展」多摩美術大学アートテークギャラリー/東京
2024 「観測地vol.2」ギャラリーいちょうの木/東京
2023 「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023」寺田倉庫 B&C HALL /東京
2022 「KONSHIN-TEN vol.4」gallery UG Bakurocho /東京
2022 「10-the COEXIST 共存のかたち」EARTH+GALLERY/東京
2021 「PLY#1憑依する作法」Koganei Art Spot シャトー2F/東京
2021 「観測地vol.1」アートスペース布布/筑波
2021 「BankART AIR 2021 WINTER」 BankART Station/横浜
2019 「imagining 横浜美術大学助手展」 横浜美術大学/横浜
2012 「grove|SUPEROPEN STUDIO 2019 SOMETHINKS」 アートラボはしもと/神奈川
2012 「群馬青年ビエンナーレ2019」 群馬県立近代美術館/群馬
2018「緑と道の美術展in黒川2018」 黒川緑地/神奈川
2012 「池袋回遊派美術展」 東京芸術劇場/東京
2017 「IAG AWARD 2017 EXHIBITION」 東京芸術劇場/東京
2012 「アクリルガッシュビエンナーレ2016」 ターナーギャラリー/東京
2015 「OPEN STUDIO 2015」 BankART Studio NYK/横浜
他多数
井上魁|kai Inoue
幼少期より身近に陶芸を感じながらも、グラフィティやダンスなどのストリートカルチャーに関心を持つ。「陶」という不変性を持つ素材を用いて、ストリートカルチャー固有の身体的エネルギーや複層的なレイヤーを表現する。そして、複雑に変容する困難な時代の痕跡を作品として提示する。
Profile | プロフィール
2000年 愛媛県生まれ
2022年 多摩美術大学 美術学部工芸学科卒業
2024年 同大学 大学院美術研究科 工芸専攻陶研究領域修了
CV:
個展
2024 「リアルシティイズム」ギャラリー数寄/愛知 「Metamorphose!」TOMOHIKO YOSHINO GALLERY/東京
グループ展
2022 多摩美術大学工芸学科 卒業制作展「ほてり」スパイラルガーデン/東京
「たまびやきII」ギャラリーなつか/東京
「Art in Tokyo YNK」東京ガーデンスクエア/東京 「pipirohiro 1st collection “bomb!!” POP UP」渋谷 PARCO ニュースタア/東京
2023 「ことばのマチエール」YOD TOKYO/東京
「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI つながりのはじまり」BAG-Brillia Art Gallery-/東京
「僕がいる街」ギャラリーなつか/東京
「WHAT CAFE EXHIBITION vol.28」WHAT CAFE/東京
「ARTS STUDENTS STARS」+ART GALLERY/東京
「好きなかたち展V」ギャラリー数寄/愛知
「comkinesis」RA art gallery/神奈川
2024 「100人10 2023/24」渋谷キャスト/東京
「わんの形3」ギャラリーヴォイス/岐阜
「UP AND COMERS」+ART Gallery/東京
「UPDRAFT RISING ARTIST FROM 100人10 2023/24」9s Gallery by TRiCERA/東京
「The 27」27 GALLERY TOKYO/東京
「ねんどやきもの劇場2024」船橋アンデルセン公園こども美術館/千葉
「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」銀座 蔦屋書店/東京
「国際陶磁器フェスティバル美濃’24 協賛催事25周年企画 好きなかたち展VI」ギャラリー数寄/愛知
2025 「100人10 2024/25」渋谷キャスト/東京
「GROUP EXHIBITION」アート・イン・ギャラリー/東京
「美の予感2025 〜Tranceposition〜」高島屋日本橋店、大阪店、名古屋店、京都店/東京、大阪、愛知、京都
「深化するカタチ」桃青京都ギャラリー/京都
アートフェア等
2023 「ART NAGOYA 2023」名古屋観光ホテル/愛知
「DAIMARU 大現代アート展~ストリートカルチャー~」大丸東京店/東京
「阪急アートフェア 2023」阪急うめだ本店/大阪
「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」マリンメッセ福岡/福岡
「KOGEI Art Fair KANAZAWA」ハイアット セントリック金沢/石川
2024 「ONE ART TAIPEI 2024」ホテルメトロポリタンプレミア台北/台湾
「D-art,ART2024」大丸福岡天神店/福岡
「KOBE ART MARCHE 2024」神戸メリケンパークオリエンタルホテル/兵庫
「D-art,ART大丸札幌」大丸札幌店/北海道
「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」福岡国際センター/福岡
「ART365」大丸梅田店/大阪
2025 「ART365」大丸高知店/高知
おおはらみゆ|Miyu Ohara
粘土遊びの中で見つけた心惹かれる形や会話をきっかけに、記憶から物語を紡ぎながら制作をしている。
Profile | プロフィール
1999 山梨県生まれ
2022 多摩美術大学 美術学部 工芸学科 卒業
2024 多摩美術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 修了
個展
2025.2 すきなように/ GALLRY IRO (東京)
グループ展
2020 丸山ゼミ有志展2020 / 深作眼科ビル (東京)
2021 第13回 たまびやき 多摩美術大学 工芸学科 陶 選抜作品 / ギャラリーなつか (東京)
2022 多摩美術大学工芸学科卒業制作展 /スパイラルガーデン (東京)
2024 ねんどやきもの劇場2024 / ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館 (千葉)
2025 多摩美術大学助手展2025 / 多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー (東京)
出展
2025.5 SICF 26 EXHIBITION 部門 /スパイラルガーデン (東京)
2025.10 八ヶ岳アートブックフェア/GASBON METABOLISM (山梨)
小笠原森|Shin Ogasawara
ここ数年「きっかけをかさねる」というタイトルで作品を作っています。
粘土の形や表情をきっかけにして反応し、その時の押したりえぐったりといったアクションがまたきっかけになり、、、というのを延々と繰り返しながら、予定調和の外側を意識しながら表現を模索しています。
言語的思考を基に目的やゴールを設定し、そこに向かってコントロールしてゆくのではなく、偶然やエラーとも対峙しながら進めるこの制作スタイルは、いわゆる美術の本流から少し外れているという思いがあるのですが、垂れや滲みといったものを受け入れてきたこの国の美意識とは親和性あるようにも感じています。
Profile | プロフィール
1978 東京都生まれ
2003 多摩美術大学 工芸学科 陶プログラム卒業
2005 多摩美術大学 大学院美術研究科 工芸修了
同大学 工芸学科 陶研究室助手(2009まで)
2009 東京都町田市に自宅・スタジオ兼ギャラリーの
Studio Stickを立ち上げ制作活動。
2012〜2023 多摩美術大学 非常勤講師
2022〜 東京家政大学非常勤講師
CV
個展
2004 小笠原森展 (TOKI ART SPACE・青山/東京)
2007 小笠原森展 (TOKI ART SPACE・青山/東京)
2008 第43回 神奈川県美術展 大賞受賞作家展
(神奈川県民ホール・横浜/神奈川)
2008 小笠原森展 (メタルアートミュージアム・印旛/千葉)
2009 小笠原森展 (TOKI ART SPACE・青山/東京)
2009 小笠原森展 (ギャラリー風草・印旛/千葉)
2012 小笠原森展 (リクシルギャラリー ガレリアセラミカ・京橋/東京)
2015 小笠原森展 (ギャルリー東京ユマニテ・京橋/東京)
2019 小笠原森展 (イリヤ画廊・入谷/東京)
2022 小笠原森展-きっかけをかさねる-(東京ガーデンテラス紀尾井町・紀尾井町/東京)
2024 小笠原森展-ひきだしのそとがわ- (イリヤ画廊・入谷/東京)
グループ展
2002 アートユニバーシアード 菜の花里美発見展(外房線土気駅前バーズモール・千葉)
2003 卒業制作展 -Department of fire Graduation Works Exhibition 2003-
(スパイラルガーデン・青山/東京)
2003 わたしは時代をこうつくる展(多摩美術大学・八王子/東京)
2003 第39回 神奈川県美術展(神奈川県民ホール・横浜/神奈川)
2003 グループ展 -パイロ-(ギャラリーGAN・青山/東京)
2003 グループ展 -史水展-(ギャラリー風・銀座/東京)
2006 中村錦平プロデュース〈クレイコネクションbyフリーター〉展
(スパイラルガーデン・青山/東京)
2007 第43回 神奈川県美術展 本展、厚木巡回展
(神奈川県民ホール・横浜、厚木市文化会館・厚木/神奈川)
2008 中村錦平さんのねんどやきもの劇場(アンデルセン公園子供美術館・船橋/千葉)
2009 二人展 –フダン_アート–(RISE GALLERY・碑文谷/東京)
2009 二人展 –フダン_アート–(GALLERY&SHOP +D・代官山/東京)
2009 二人展 –フダン_アート–(Studio Stick・町田/東京)
2009 二人展 –フダン_アート–(ZA GALLERY・文京区/東京)
2009 伊勢文化財団の支援する若手作家展(TAMADA ART PROJECTS・月島/東京)
2010 四人展 –フダン_アート–(RISE GALLERY・碑文谷/東京)
2010 金沢世界工芸トリエンナーレ
(21世紀美術館・金沢/石川県)(リファーレ・金沢/石川県)
2010 都筑アートプロジェクト(都筑民家園・横浜/神奈川)
2011 LOVE ME DO(ecomo・辻堂/神奈川)
2011 チャリティーギャラリー(鈴木工務店/家の展示館 ・町田/東京)
2011 作品のある暮らし(鈴木工務店/可喜庵・町田/東京)
2011 トゥモローアート展(ORIE GALLERY・外苑前/東京)
2011 出張Stick(gallery re:tail・吉祥寺/東京)
2011 アートと建物(鈴木工務店/可喜庵・町田/東京)
2011 美濃国際陶芸展(セラミックパーク美濃・多治見/岐阜)
2011 都筑アートプロジェクト(遺跡公園及び民家園・横浜/神奈川)
2012 大タネ蒔展 (アートスペース羅針盤・京橋/東京)
- マテリアルの響宴 (GALLERY KINGYO・千駄木/東京)
2012 マテリアルの証明 (GALLERY KINGYO・千駄木/東京)
2012 ガレリアセラミカの夏(リクシルギャラリー・京橋/東京)
- ZERO-K(スペースゼロ・新宿/東京)
- ZERO-K(スペースゼロ・新宿/東京)
- ART SESSION TUKUBA 2015(つくば/茨城)
2015 フダンアート AC ギャラリー(銀座/東京)
2015 検索7人衆 スルガ台画廊(銀座/東京) 他多数
- 壁11mの彫刻 いりや画廊(入谷/東京)
- C pieces 3331 アキバタマビ(秋葉原/東京)
2017 金沢世界工芸コンペティション(金沢/石川)
2017 ART SESSION TUKUBA 2017(つくば/茨城)
- ルンビニーアートフェア(江戸川/東京)
- 萬古陶磁器コンペ(四日市/三重)
2019 よいの形partⅡ ギャラリーヴォイス(多治見/岐阜)
2019 金沢世界工芸コンペティション(金沢/石川)
2019 酒器展 三越本店(日本橋/東京)
2021 トッテのある形partⅡ ギャラリーヴォイス(多治見/岐阜)
2021 現代作家茶碗特集 三越本店(日本橋/東京)
2021 国際陶磁器フェスティバル美濃(セラミックパーク美濃・多治見/岐阜)
2021 探索6人衆 駿河台画廊(銀座/東京)
2021 2021酒器展 三越本店(日本橋/東京)
2022 酒器 酒盃台 伊丹市立美術館(伊丹/兵庫)
2022 GO FOR KOUGEI 2023 勝興寺(高岡/富山)
2023 物語る工芸 伊丹市立美術館(伊丹/兵庫)
2024 わんの形 part3 ギャラリーヴォイス(多治見/岐阜)
2025 誘惑するかたち ギャラリーヴォイス(多治見/岐阜)
2025 「favors〜工芸作家お気にの国〜」展 伊丹市立美術館(伊丹/兵庫)
2025 雨引の里と彫刻 2025 市街地及び里山 (大和市/茨城)予定
入選・受賞
2003 神奈川県美術展 平面立体部門 入選
2007 神奈川県美術展 平面立体部門 大賞
- 美濃国際陶芸フェスティバル 入選
- 金沢世界工芸コンペティション 入選
2019 萬古の里陶磁器コンペ 入選
2019 金沢世界工芸コンペティション 入選
2021 美濃国際陶磁器フェスティバル 入選
2022 伊丹国際クラフト展 入選
コレクションなど
大森山王マンション販売センター
エスティーローダー下妻工場エントランス
岡安真美|okayasumanami
ここ数年「きっかけをかさねる」というタイトルで作品を作っています。
粘土の形や表情をきっかけにして反応し、その時の押したりえぐったりといったアクションがまたきっかけになり、、、というのを延々と繰り返しながら、予定調和の外側を意識しながら表現を模索しています。
言語的思考を基に目的やゴールを設定し、そこに向かってコントロールしてゆくのではなく、偶然やエラーとも対峙しながら進めるこの制作スタイルは、いわゆる美術の本流から少し外れているという思いがあるのですが、垂れや滲みといったものを受け入れてきたこの国の美意識とは親和性あるようにも感じています。
Profile | プロフィール
1984 福井県生まれ
2005 京都嵯峨芸術大学短期大学部美術専攻陶芸卒業
2007 京都嵯峨芸術大学短期大学部美術専攻科美術専攻卒業
個展
2009 「~Hana~岡安真美展」(京都高島屋)
2010 「たまゆら岡安真美展」(京都高島屋)
「京都工芸ビエンナーレ」出品(京都文化博物館)
2013 「色器 岡安真美展」(京都高島屋)
2015 「arale 岡安真美展」(京都高島屋)
2016 「岡安 真美展」(アートサロン山木/大阪)
2017 「きおくのかたち」 (sophora/京都)
2018 神戸DAIMARU (アートステージ)
2019 「幻覚風景」 (京都陶磁器会館)
2021 「草木萌動」 (新宿高島屋 美術画廊)
「Reflection」 (KUNST ARZT/京都)
「岡安真美展」 (sophora/京都)
2022 「感触」 (阪神百貨店 ハローカルチャー1)
2023 「瞬き」 (高島屋新宿店 美術画廊)
2025 「continuum」 (高島屋難波 ギャラリーNEXT)
グループ展
2009 「金の玉子展」(ギャラリー永井/大阪)
2010 「あやなす展」(桃林堂/東京)
2014 「守・破・離・展」(京都高島屋)
2015 「手のひらの自然 京菓子と琳派」(京都高島屋)
2015 「現代茶スタイル展 縁-snishi 」 (西武渋谷)
2017 「手のひらの自然 京菓子と琳派」(京都高島屋)
2018 「佐加豆岐の展Ⅷ」 (ギャラリー器館)
2022 「CERAMIX」 (西武渋谷)
2024 「THE HEADLINERS 2024」 (茨城県陶芸美術館)
「HARMONY-用↔美」 (jill dart gallery 愛知)
「25周年企画 ぐい呑み展」 (ギャラリー数寄 愛知)
「嵯峨美の森」 (京セラギャラリー 京都)
2025 「種田真紀・岡安真美 展」 (アートサロン山木 大阪)
「飛ぶ鳥展」 (銀座一穂堂ギャラリー)
「色と装いのあわいに展」 (高島屋京都S.C 美術画廊)
アートフェア
2016 神戸アートマルシェ (ギャラリー三彩)
2019 KOUGEI Art Fair 2019 (YOD gallery)
2021 KOUGEI Art Fair 2019 (YOD gallery)
2022 Art Fair TOKYO 2022 (YOD gallery)
Kia Plus 2022 (YOD gallery)
KOGEI Art Fair Kanazawa (YOD gallery)
2023 KOGEI Art Fair Kanazawa (YOD gallery)
2024 高輪会 (gallery KOGURE) 大阪
2025 Ceramic brussels (YOD gallery) Belgium
賞歴
2018 有田国際陶磁展 入選
岸明里|Kishi Akari
日常で目にする” 植物の群生によって作られる情景” をきっかけとして立体を制作しています。
時間があるときに散歩をしたり、電車に揺られながら車窓を眺めたり。何気なく見ていた道端の植木や、遠くの山々は小さな葉の一枚一枚が集まってその輪郭を形成していることに気がつきました。春になったら新緑の木々が少しずつ芽を伸ばし、秋になると葉の色が変化するとともに植物の密度も変化します。
季節や場所によって様々な輪郭が作られることに興味をもち、その面白さを立体で表現しようと制作しています。
私の制作が直接” いきもの” と結びついている訳ではないですが、少しでもこの企画のお力になれることを願っております。
Profile | プロフィール
2000 神奈川生まれ
2022 多摩美術大学美術学部工芸学科 卒業
2024 多摩美術大学大学院 修了
2024 多摩美術大学工芸学科陶研究室 非常勤嘱託職員
2025~多摩美術大学工芸学科陶研究室 副手
CV
2022 「Emerging Artists 2022」/ ギャラリーQ/ 東京
2022 「第23 回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビジョン」/ 三井
不動産商業マネジメントオフィス/ 東京
2023 「岸明里個展 花圃」/ 多摩美術大学工芸棟ギャラリー/ 東京
2024 「桜梅桃李」/ モノノアハレヲ/ 福岡
2024 「絵と陶と Vol.2」/ フリュウ・ギャラリー/ 東京
2025 「てのひらの 春」/ フリュウ・ギャラリー/ 東京
2025 「第8 回 FIRST PATRONAGE PROGRAM 2025」/KITTE 地下1 階/ 東京
北林加奈子|Kanako Kitabayashi
私は、言葉になる前のかすかな感覚や、皮膚でとらえる微細な気配に関心を寄せながら、
陶に糸やウールのような繊維、木や金属など異なる素材を組み合わせて制作しています。
目に映るより先に、身体が先に受け取っている「世界の確かさ」を、そっと手繰り寄せるような行為です。
身体の奥で世界とつながり、感覚を宿す「からだの器官」のような形を探しています。
触れる直前の気配や、言葉になる前の記憶のようなものをすくいあげるために、表面に残る小さな起伏やゆらぎを手がかりに、形を立ち上げています。
私がつくりたいのは、身体の深いところで世界と呼応する、ひとつの「感覚器官」のように働く存在です。
形や素材が、見る人の内にある記憶や感覚に静かに触れ、そっと呼び覚ますような作品であればと願っています。
どこか懐かしく、すでに知っていたような面影や手触りをもつもの。
静かにそこに在り、かすかに息をしているように感じられるもの。
感覚の記憶がふっとよみがえり、世界との境がやわらかく揺らぐような、
その手前の気配を、形としてとどめたいと考えています。
Profile | プロフィール
1990 東京都出身
2016 多摩美術大学 美術学部 工芸学科 陶専攻 卒業
2018 東京藝術大学大学院 美術研究科 彫刻専攻 修士課程 修了
2024ー 東京造形大学芸術学部美術学科絵画専攻領域 非常勤講師
CV
個展
2017 「見える/見えない」DiEGO表参道 / 東京
「Kanako Kitabayashi Solo Exhibition」Raus stenkärlsfabrik och konsthall / ヘルシンボリ, スウェーデン
2018 「クリテリオム94 北林加奈子」水戸芸術館 現代美術ギャラリー 第9室 / 茨城
2019 「urn : 骨壺」DiEGO表参道 / 東京
2020 「感応と交信」MARUEIDO JAPAN / 東京
2022 「mora」DiEGO表参道 / 東京
2023 「瞼ごしの、または瞼のおくの」MONO.LOGUES / 東京
2024 「dance」 minä perhonen elävä Ⅰ/ 東京
2024 「unseen」cont / 愛知
2025 「monumentum」minä perhonen galleria nolla / 京都
2025 「lanugo」Information /東京
近年の主なグループ展
2017 「Rêver 2074」“FIAC2017” Grand Palais / パリ, フランス
2018 「KYOTO NIPPON FESTIVAL」北野天満宮 / 京都
2019 「HERE WE ARE」Kanzan gallery / 東京
2019 「Count the Waves – 見えないものをつなぐ」東京藝術大学 大学美術館 陳列館 / 東京
2019 「BREAK/BREAKER シュート彫刻のありか」武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス / 東京
2021 嘔吐学vol.2「greenery efficacy」WALLA / 東京
2022 「インクルーシブ・サイト-陶表現の現在」千葉市美術館 さや堂ホール / 千葉
2023 「出張モノローグス#3」GASBON METABOLISM / 山梨
2023 「皮膚で見る」MARUEIDO JAPAN / 東京
2024 「act. Inframince」OGU MAG / 東京
2024 「1st AnniversaryBunkamura Gallery Selection 2024」Bunkamura Gallery 8/ / 東京
2025 「whirlpool」GASBON METABOLISM / 山梨
2025 「KOGEI Art Fair Kanazawa」/ 金沢
木ノ優姫乃|Kino Yukino
サーカスのような、どこか懐かしさを含み、ゆかいで、時にダークな一面を秘めた世界観を描いています。
Profile | プロフィール
プロフィール
作家/イラストレーター
東京工芸大学デザイン学科 卒業
イラストレーション制作のほかにも木工作品・立体作品などを制作しています。
CV
2025年9月 gallery hydrangea グループ展『Don’t Forget Death』
2025年2月 Gallery House MAYA 個展『PUPARIUM』
2024年11月 gallery hydrangea グループ展『人形の棲む森』
2024年10月 Gallery House MAYA2 グループ展 『PEACE CARD 東京原画展』
2023年12月 Gallery House MAYAギャラリー企画展 『NEWCLASSICS 2023』
2023年10月 Gallery House MAYA2 グループ展『PEACE CARD東京原画展 』
2023年9月 Gallery House MAYA 個展『PSYCHE』
2022年7月 gallery hydrangea グループ展『残された標』
2021年3月 Gallery House MAYA2 グループ展『EVACCA』
酒井智也|Tomoya Sakai
これまで、自己の記憶、時代の記憶、生命の記憶などをテーマに作品を発表してきた。
様々な記憶を、粘土とろくろ技法を通して抽象的なイメージとして具現化し、作品を介して自己や自己を取り巻くものについて考えてきた。
個人の人格や物事の捉え方の多くは、培ってきた経験によって形成され、経験はやがて記憶として蓄積されていく。
ゆえに、記憶を探ることは、人間の本質を探る手がかりとなる。
私は、ろくろを使って瞑想するように形を生み出す。
無意識に沈んだ記憶の断片を探り、それらを意識的につなぎ合わせることで、刷り込まれたイメージを解体し、再構築していく。
そうして現れる形体は「何かのようで何かでないもの」となり、無意識と意識、抽象と具象の狭間に存在する。
固定化されていないイメージを通して、深い記憶を呼び覚まし、アイデンティティを探ると同時に、異なる文化や生活から生まれる視点の違い、人が物事の表層を本質と錯覚してしまう認識そのものについても問い直している。
それは、他者にも同じ効果をもたらすだろう。
人が形や色に対して抱く感覚の違いを自覚することで、自己と他者の差異を探り、自分が何者かを見つめ直す。
あるいは、人類共通の記憶やアイデンティティを感じ取ることが、この混沌とした人間社会を生き抜く手がかりとなることを願っている。
Profile | プロフィール
1989年 愛知県西尾市生まれ
2015年 名古屋芸術大学 陶芸コース 卒業
2019年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
現在、愛知県瀬戸市にて活動
CV
個展
2025年 「Archē」丹青社エントランススペース、東京
2024年 「SPIRIT POP -八百万のかたち-」阪急うめだ本店、福岡
2024年 「時をかける -Heritage-」gallery数寄、愛知
2023年 「SPIRIT POP」B-OWND gallery、東京
2023年 「明晰夢」水犀、東京
2022年 「ReCollection」スパイラル、東京
2022年 「Connection」ロイドワークスギャラリー、東京
2021年 「Tomoya Sakai Exhibition」Trophée Macocotte、フランス
2020年 「Ceramics Solo Exhibition ◯」介末gallery、中国
グループ展
2025年 「Tool or Art」B-OWND gallery 大阪・関西万博、大阪
2025年 「ブレイク前夜 in Yokohama」そごう美術館、横浜
2024年 「SCOPE Art Show MIAMI BEACH」B-OWND gallery、アメリカ
2024年 「NEXT2024」とうしん美濃陶芸美術館、岐阜
2023年 「OBUJE-semifunctional form」backwoods gallery、オーストラリア
2023年 「The Postmodern Child」釜山現代美術館、韓国
2022年 「ART TAIPEI」Taipei World Trade Center、YIRI ARTS、台湾
2022年 「ホモ・ファーベルの断片」愛知県陶磁美術館、愛知
2021年 「仮想世代陶芸」Oil by美術手帖gallery、東京
2021年 「SOIL,SURFACE,SKY」clustercraft、イギリス
受賞歴
2025年 「愛知県芸術文化選奨」 新人賞
2025年 「第4回金沢・世界工芸コンペティション」 入選(同2017,2019年)
2024年 「第13回国際陶磁器展美濃」 銅賞
2023年 「第17回パラミタ陶芸大賞展」 選出
2023年 「第62回ファエンツァ国際陶芸展」 入選
2021年 「第12回国際陶磁器展美濃」 銀賞
2021年 「韓国国際陶磁ビエンナーレ」 入選
2020年 「台湾国際陶磁ビエンナーレ」 入選
2018年 「やきものの現在 青き精神のカタチ展」 岐阜放送局長賞
2016年 「第71回新匠工芸展」 佳作賞
2016年 「第38回日本新工芸展」 彫刻の森美術館奨励賞
コレクション
2023年 ファエンツァ国際陶芸美術館, イタリア
2021年 京畿陶磁美術館、韓国
2021年 新北市鶯歌陶磁博物館、台湾
2021年 名古屋芸術大学アラムナイコレクション、 愛知
佐藤典克|Norikatsu Sato
縒 記憶を形に 糸を縒るように 磁土と向かい合い 立体の美しさを求め
箔巧彩(はっこうさい)色絵磁器の新たな表現 色を纏う現代の陶 華やぎの美を求めて、陶芸の魅力の一つである釉薬の「とろり」のカタチを使い壁面表現をしている
Profile | プロフィール
1974年 岐阜県に生まれる
1998年 東京藝術大学 原田賞受賞
1999年 東京藝術大学美術学部工芸科陶芸専攻卒業
2000年 東日本伝統工芸展 入選 2000.02.03.06~10.12.13.15.16.18~25(20回)
2001年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程陶芸専攻修了
2003年 相模原市に築窯
2006年 東京芸術大学 陶芸研究室 助手に就任 平成20年3月退職
科学研究費助成事業 「青磁大皿の復元的焼成研究 13世紀14世紀の龍泉窯陶磁技法」に参加。
中国浙江省南宋官窯龍泉窯などの窯跡を訪ね調査研究。龍泉にて彫紋大皿の制作助手を務める
2008年 工藝考( 東京芸術大学美術館 陳列館) 出品
日韓中国際陶芸展( 東京芸術大学美術館 陳列館) 出品
めし碗グランプリ スポンサー賞 受賞
金沢わん・On e 大賞 入選
2011年 織部の心 現代茶陶展入選 2011.12.13.14.18
2012年 日本伝統工芸展 入選 2012.13.14.16.17.18.19.20.21.23.25 (11回)
第39回 美濃陶芸展 審査員特別賞 受賞
都美セレクショングループ展公募( 東京都美術館)
月火水木金土日 ・想いを繋ぐ ・想い、巡る 25年 ・いろに想う 26年 ・想いアラタ 28年
2013年 第40回 美濃陶芸展 中日陶芸賞 受賞
第1回 陶美展( 日本陶芸美術協会) 奨励賞 受賞 入選 2013~24
第49 回 神奈川県美術展 特選 受賞
世界工芸コンペティション・金沢2013 ~ 茶の時空間~ 審査員特別賞 受賞
2014年 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ 萩大賞 受賞
美濃陶芸 庄六賞茶碗展 第20回記念賞 受賞 (平成27年より 美濃茶碗展 ) 2014.15.16.18.24
第10回 国際陶磁器展美濃 国際陶磁器コンペティション 入選 第11回
2017 第12回 2021
テーブルウェアー大賞 入選 2014.18
九州山口陶磁展 入選
関東のうつわ展( 伊丹工芸センター) 出品/現代・陶芸現象( 茨城県陶芸美術館) 出品
2015年 59回 ファエンツァ国際陶芸展 入選
日本陶芸展 伝統部門 入選
伝統工芸の現在性 (MOA美術館) 出品
佐藤典克展 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ大賞受賞者展 (山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館)
彩陶庵(山口.萩) 個展/ギャラリー福田 佐藤典克・泉さやか 二人展
2016年 現代陶芸・案内(ガイド) 洗練・華麗・増殖 進化するフォルム (茨城県陶芸美術館)出品
インテリアアクア(札幌) 個展/西武池袋本店 個展 佐藤典克展 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ大賞受賞者展
岐阜高島屋 個展/日本橋高島屋 個展
2017年 現代の茶陶 (茨城県陶芸美術館) 出品
日本陶芸展 伝統部門/自由造形部門/和・洋の食器部門 3部門同時入選
進化する磁器 (茨城県陶芸美術館) 出品
阿倍野ハルカス近鉄本店 個展/広島 福屋 八丁堀本店 個展/新潟三越 個展/横浜髙島屋 個展
2018年 美濃茶碗展 銀賞受賞
福岡三越岩田屋三越 個展/日本橋高島屋 個展/ギャラリー福田 佐藤典克・泉さやか 二人展
ギャラリー山咲木 佐藤典克・泉さやか 二人展
第6回 陶美展( 日本陶芸美術協会) 奨励賞 受賞
2019年 髙島屋大阪店 「天地人』 佐藤典克・平井明 陶芸二人展/岐阜高島屋 個展
高崎髙島屋 陶芸 佐藤典克・金工 坂井直樹 二人展/広島 福屋 八丁堀本店 個展
京都髙島屋 個展/ 横浜髙島屋 佐藤典克・泉さやか 二人展
第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ 越境する工芸
金沢・世界工芸コンペティション 入選
2020年 阿倍野ハルカス近鉄本店 個展/札幌三越 佐藤典克・岡田泰 陶芸二人展
広島 福屋 八丁堀本店 「流創」 佐藤典克・大槻洋介・五十嵐誠 三人展
ギャラリー山咲木 佐藤典克・泉さやか 二人展
第60回 東日本伝統工芸展 奨励賞 受賞
2021年 国際工芸アワードとやま2020 ― 羽ばたく工芸の未来 - 入選
福岡三越岩田屋三越 個展/日本橋高島屋 個展/髙島屋大阪店 佐藤典克・福野道隆 陶芸二人展
ギャラリー福田 佐藤典克・泉さやか 二人展
笠間陶芸大賞展2021 寺本守審査員特別賞 受賞
2022年 阿倍野ハルカス近鉄本店 個展 /ジェイアール名古屋タカシマヤ 個展
「 深める・拡げる 拡張する伝統工芸展」出品( 文化庁 主催) 日本橋三越
日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸 伝統工芸展のチカラ展 「縒舟」 出品
日本を継ぐ 東日本支部有志U50 福岡三越岩田屋三越/銀座 品 佐藤典克・泉さやか 陶展
ギャラリー山咲木 個展/札幌三越 佐藤典克・岡田泰 陶芸二人展
第42回 伝統文化ポーラ賞 奨励賞 受賞
2023年 日本橋高島屋 個展/ギャラリー福田 個展/岐阜高島屋 佐藤典克・泉さやか 陶展
2024年 現在ノ茶陶 水指ト茶碗テン15-2 (緑ヶ丘美術館) 出品
「 煌めき、ときめき -華やぎの工芸-」 セイコーハウス銀座ホール
阿倍野ハルカス近鉄本店 個展/福岡三越岩田屋三越 個展/カフェギャラリー ラルゴ 佐藤典克・長野新 二人展
ギャラリー山咲木 個展/札幌三越 佐藤典克・岡田泰 陶芸二人展
備前・現代陶芸ビエンナーレ 2024 入選
羽島市制施行70周年記念 企画展 「記憶のかたち-佐藤典克陶芸展」 岐阜羽島 不二竹鼻町屋ギャラリー
2025年 日本橋高島屋 個展 /ジェイアール名古屋タカシマヤ 個展/白炎会 日本橋三越/阿倍野ハルカス近鉄本店 個展
第13回陶美展(日本陶芸美術協会)十四代柿右衛門記念賞 受賞
下虎之助|Toranosuke Shimo
アルミニウムが内包する柔らかさ、軽さ、そしてその可塑性に着目し、その物質的特性を可視化する作品を制作している。アルミニウムは工業素材としての機能性で語られることがほとんどだが、手で触れ、曲げ、磨く工程を経て、その表面には思いのほか有機的で、冷たくも優しい質感が現れる。私はこの「金属でありながら柔らかい」という特性を、工芸的な手仕事と大量生産の為に培われてきた機械加工技術を元に引き出している。また、プリミティブなモチーフや原始美術をリサーチし、急速に私たちの生活に馴染むアルミニウムという素材と人類の初源的な造形感覚を接続することを試みている。
Profile | プロフィール
1998 石川県生まれ
2020 多摩美術大学美術学部工芸学科金属プログラム 卒業
2022同大学大学院 博士前期課程 工芸専攻金属研究領域 修了
現在、多摩美術大学工芸学科 金属研究室 助手を務める
CV
個展
2024 下虎之介 個展「ゴールドの融点」(Gallery Junbicyu)
グループ展
2021 すてるデザインの生まれる場所展(デザインハブ TUB)
2022 「METAL ART STREET 2022」(Gallery Kingyo, White Gallery)
2023 「METAL ART 2023×小林光男 退職記念展」(BankART KAIKO)
外山奏瑠|Soul Sotoyama
絵の具の粒子と戯れながら、滲みを生かした表現で絵を描いています。
その過程でタイトルを聞き出すように作品と対話する時間が、なんとも愛おしいです。
Profile | プロフィール
1996年 東京生まれ イラストレーター
2015年 東京都立工芸高等学校 アートクラフト科 卒業
2019年 東京工芸大学 デザイン学科 谷口・遠藤イラストレーション&絵画研究室 卒業
2021年 東京工芸大学大学院 芸術学研究科 修了
第20回TIS公募 入選
CV
展示歴
2024年 10月 個展『Prayer within that nation.』(ヨロコビtoギャラリー・西荻窪/東京)
2023年 12月 グループ展『10 Artists Of Santa Clause』(ヨロコビtoギャラリー・西荻窪/東京)
2023年 12月 グループ展『MAYA CLASSICS 2023』(GALLERY HOUSE MAYA・青山/東京)
2023年 11月 グループ展『芸術学部フェスタ2023』(東京工芸大学・中野坂上/東京)
2023年 10月 個展『哀しみの可食部』(GALLERY HOUSE MAYA・青山/東京)
2023年 8月 グループ展『Design Education Expo & Conference 2023』(GIDP・チュンチョン/韓国)
2022年 12月 グループ展『10 Artists Of Santa Clause』(ヨロコビtoギャラリー・西荻窪/東京)
2022年 11月 グループ展『WAVE 2022』(アーツ千代田3331・神田/東京)
2022年 10月 グループ展『芸術学部フェスタ2022』(東京工芸大学・中野坂上/東京)
2022年 2月 個展『アーチストインレジデンス2023』 (ホルトノキホテル & トロピカルガーデン・本部町/沖縄)
2022年 1月 個展『図書館報刊行記念 外山奏瑠作品展』(東京工芸大学・中野坂上/東京)
2021年 11月 個展『THE WORLD ATLAS』(ヨロコビtoギャラリー・西荻窪/東京)
2021年 7月 グループ展『maya store collection』(GALLERY HOUSE MAYA・青山/東京)
2021年 4月 個展『いちるののぞみ』(GALLERY HOUSE MAYA・青山/東京)
2021年 2月 グループ展『芸術学部卒業・大学院修了作品展 2021』(東京工芸大学・中野坂上/東京)
2019年 12月 グループ展『FANTASTIC DAYS 2019』(TAMBOURIN GALLERY・青山/東京)
2019年 8月 グループ展『Design Education Expo & Conference 2019』(サンノゼ州立大学・カリフォルニア州/アメリカ)
2019年 2月 グループ展『芸術学部卒業・大学院修了作品 2019』(東京工芸大学・中野坂上/東京)
2019年 2月 個展『幻想標本』(TAMBOURIN GALLERY・青山/東京)
高橋ヒロセ|TAKAHASHI HIROSE
「世界よ、なまぬるくあれ。誰も凍えぬように。少しも満たされないものが、いないように。」
Profile | プロフィール
東京都生まれ。23歳。
東京工芸大学芸術学部卒業。
イラストレーター。
CV
2023 原宿6人展【Ratnapura】|グループ展
2024 表参道PROP 【三眠蚕】|個展
ギャラリーハウスMAYA 【 EVACVA展 】 |グループ展
高橋禎彦|Yoshihiko Takahashi
ぼくはガラスを溶かしてものを作っています。家にはてるちゃんという猫が23年間ぐらいいました。同じ格好で同じ顔して座っていました。死んだ後も、ずっとその辺にいるような感じがしていました。
Profile | プロフィール
1958 東京都生まれ
1980 多摩美術大学美術学部立体デザイン専攻プロダクトデザイン専修
クラフトデザインコース卒業
1980-82 同研究室副手
1982-84 グラスハウスアムヴァサートゥルムエ房アシスタント(ラインバッハ、ドイツ)
1985 神奈川県相模原市に工房開設
2009-2021 多摩美術大学 準教授/教授
CV
1985 「日本の新しいガラス展」Stadtmuseum Baden-Baden(カールスルーエ、ドイツ)
1986 「日本のガラス300年」サントリー美術館(東京)
1992 「Design visions」The Art Gallery of Westen Australia (パース、オーストラリア)
1997 「The Glass Skin ガラスの新世紀展一世界20作家の挑戦」北海道立近代美術館、
Kunstmuseum Dusseldorf (ドイツ)、The Coming Museum of Glass(アメリカ)
2003 「Outspoken Glass遠慮のないガラスー今日の日本から」北海道立近代美術館、岡山県立美術館
2004 「非情のオブジェ現代工芸の11人」東京国立近代美術館工芸館
2011 個展「高橋禎彦☆ガラス」 東京国立近代美術館工芸館
2021 個展「playtime」富山市ガラス美術館
所蔵 東京国立近代美術館工芸館
Museum Kunst palast (Germany)
The Coming Museum of Glass (U.S.A)
Victoria and Albert Museum (England) ほか
辰巳香|Kaoru Tatsumi
手のひらにそっとのせて撫でてあげたくなるものや、出来事がたくさんあります。
それらをもとに線やかたちを拾い、組み合わせ、起こる現象のひとつひとつを愛でながらできていった、内側から滲みでる輪郭がみたいです。
やわらかく、より確かなものとなったそれが、誰かの大切な風景の一部になったらと思います。
Profile | プロフィール
1994 神奈川県 生まれ
2016 多摩美術大学 美術学部 工芸学科 陶専攻 卒業
2019 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
現在岐阜県にて制作
CV
主な展示歴
2024.3 個展 (ten/清澄白河)
2025.3 個展 (proto/蔵前)
2025.9 個展 (This___/松陰神社前)
津守愛香|Tsumori Aico
人の形をしている物に、人はとても特別な感情を持ちます。
子どもの頃、部屋の隅に飾ってあった人形が怖くて、けれども怖がっていることを人形に知られたくないので平気なふりをしていました。
そんな不思議で複雑な感情にさせられてしまうのが面白くて、顔のある作品を作り続けています。
以前は古い時代の造形物、仏像やおとぎ話からの引用が多かったのですが、2019年からはじめた娘の絵を原作にして作る「こどもの絵のやきものシリーズ」の影響をうけて今は新しいイメージからの引用が多くなっています。
作品を作っている時は私の中だけのものですが、その後は観る人に委ねられます。観る人の経験と何かで、そこに描いていないことも補完していき、新しいストーリーになるのかなと思います。
Profile | プロフィール
京都市立芸術大学卒業
2013 GALLERY器館 個展 (京都) (18’ 20‘ 24’)
滋賀県立陶芸の森 特別企画展 あれもやきものこれもやきもの
2014 目黒陶芸館 個展 (三重) (17’ 21’ 24’)
2017 Memory_Reflecting on Life 京畿陶磁博物館(韓国/京畿世界陶磁ビエンナーレ招待出品)
2019 美の予感2019 -∞ directions – (髙島屋 東京、大阪、京都、名古屋 巡回)
2022 サボア・ヴィーブル個展 「キラキラのあのコ」(東京) (12’13’)
滋賀県立陶芸の森 土に託されたきらめき - 子どもたちxアーティスト –
2023 QUIET GALLERY 個展 ぎゃらくしー☆ハッピー (香港)
ギャラリー恵風 個展(京都)(12’)
菊池寛実記念 智美術館 陶芸の進行形
THE LITTLE HUT 個展 Twinkle Twinkle Little Frends(台湾)
2024 日本橋髙島屋S.C. 美術工芸サロン 個展 (21’) ―キラキラやきものあつめ―
2025 ピクチャレスク陶芸 パナソニック汐留美術館
35Artists at the Edge of Global Comtemporary 深圳海上世界文化芸術中心 (中国)
受賞歴:
2003 女流陶芸展 新人賞
2007 長三賞陶芸ビエンナーレ 奨励賞
2015 第6回菊池ビエンナーレ 優秀賞
2017 H28年度平和堂財団芸術奨励賞
第28回秀明文化基金賞
第7回菊池ビエンナーレ 優秀賞
- 第43回滋賀県文化奨励賞
手銭吾郎|Goro Tezeni
本作品群は鍛金技法のである変形絞り技法と箆絞り(スピニング)技法を用いて、人形という具象表現を無機的造形(回転体)と組み合わせる事で独自の世界観を造形表現として制作を試みた金属造形作品である。
人形は古代から人間の姿に似せてつくられてきた。現代でも宗教・伝統行事、人形劇、フィギュア、玩具、ロボット、工芸品、マネキン、芸術作品など、様々なシュチュエーション、目的、意匠や素材、意味、技術を用いて作られている。それは人間の欲求(生活)にも深く関わるモノであり、自身の作品のモチーフとしても魅力を感じる対象である。
本作品群の頭部は銅や銀板を使用して変形一枚絞りの技法により成形、胸部や手も銅板を変形絞りと溶接技法を用いて成形し、その他の間接や下半身等は銅と真鍮板を箆絞り技法により成形している。それらの回転体パーツを重層構成する事で球体間接的な要素を与え、人形の各部が稼動できる(実際は固定している)造形にしたものである。脚部は工芸品や器物の台などを模した形状は、その造形の意味として「動きそうで動かない」「動きたいのに動けない」「役に立てない、上手く扱えない」という人の心情と、それとは裏腹に表情や姿勢にはその心情を表に出せない人の様を意図し造形したものである。
本作品群の制作に用いた箆絞り技法は金属機械加工の一つであり、回転する型(木、金属、樹脂等)に沿わすようにヘラなどで金属の円板を絞る(成形)技法である。その技術は基本的な鍛金の手絞りの技法と同じであるが、その工作機械としての機構は轆轤(ろくろ)を基にしているものであり、工芸技法に於いても陶芸の轆轤や漆器・木工の木地の制作などでも木工轆轤が多く使われている。箆絞りの機械も木工轆轤(旋盤)と金工旋盤を基に発展したモノで、動力はその時代や環境などで異なるが基本となる機構は同じであり、その歴史も古く、現代でも重要な金属加工技術としてもあらゆる分野に使われている。
この箆絞りの加工技法は私自身の作品制作上の技法・技術に於いて重要な研究テーマであり、その無機的な造形と質感は作品の表現のヒントにも大きく関わっている。また基本的な金槌による変形絞りの有機的な造形表現といかにして組み合わせ、金属造形作品としての表現につなげるかは今後も自身の研究テーマでもある。
Profile | プロフィール
1967.11.16 神奈川県生まれ
1992 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金専攻 卒業
1994 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程鍛金専攻 修了
1994〜1998 東京藝術大学 取手校地 金工機械工房 非常勤講師
1994〜2006 東京藝術大学 美術学部工芸科鍛 金研究室 非常勤講師
東海大学 教養学部 芸術学科 美術課程 非常勤講師
2006〜2007 文化庁新進芸術家海外留学制度(工芸) 英国派遣研修
2011〜2015 静岡文化芸術大学 デザイン学部 非常勤講師
2012〜2015 長岡造形大学 美術工芸学科 非常勤講師
2015〜2020 長岡造形大学美術工芸学科 准教授
現在 多摩美術大学工芸学科 教授
長岡造形大学美術工芸学科 非常勤講師
東京藝術大学美術学部工芸科 非常勤講師
現代工芸美術家協会 本会員
日展 準会員
CV
個展・グループ展
1994 東京芸術大学美術学部工芸科卒・修了制作展
1994〜 日本現代工芸美術展 入選 以後毎年入選
個展 ギャラリー美遊
1995 鍛金「その素材と造形」展 横浜ベリーニの丘ギャラリー
1995・1997 「地の力」「地の力97」展 東京芸術大学芸術資料館取手館
1998 個展 ギャラリーU
1998・2001 東海大学アート&デザイン展 新宿パークターワーギャラリー・東海大学芸術研究所
1998〜2005 [Super tight]展 日比谷シティショウィンドウギャラリー 企画出品
1998 現代日本のジュエリー展 コンテンポラリー アートNIKI
2003 「鉄の森2」展 山形県金山町
2004 百年の賞楽「赤」展 Exhibit LIVE
書・册あるいは机上空間のためのオブジェ展Ⅺ ’04 NIKI GALLERY SATSU
2006 08 10 12 18 個展 SAN-AIギャラリー
2008 「KOUGEIの素姿」試論1回転体について ギャラリーヴォイス(岐阜会場)
2009 「Archives」 シンワアートミュージアム
2011〜 日展 工芸美術 以後毎年入選
2012 第28回財団法人美術工藝振興佐藤基金 淡水翁賞 最優秀賞
「遊」展 天王洲アイルギャラリー
2014 「WORKS」展 平塚美術館
「金工選士」展 ギャラリー田中
改組 新 第1回 日展 工芸美術 特選
2015 17th DOMANI・明日展Plus 文化庁芸術家在外研修の成果
2016 「みなの衆」展 LIXILギャラリー
荒井アトリエ・ギャラリー第58回展3人展
2019 野口裕史退職記念展・多摩美術大学金属工芸40年 多摩美術大学美術館
2020 淡水翁賞35回記念「輝けるメタルアート」展 石洞美術館
2021 AIR展 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
2021 栃木県指定文化財 瀧澤家住宅 鐡竹堂・企画展「祈りの中から生まれて」展
2022 METAL ART STREET 2022 White gallery & GALLERY KINGUP
2023 METAL ART 2023 小林光男 退職記念展 Banki ART KAIKO
のばなArt in GINZA 金工展
2024 多摩美術大学 工芸学科・教員展2024 多摩美術大学工芸学科ギャラリー
2025 多摩美術大学90周年 工芸学科・専任教員展 多摩美術大学工芸学科ギャラリー
受賞歴
1992 東京芸術大学美術学部工芸科鍛金学部4年 原田賞
1994 東京芸術大学美術学部工芸科卒・修了制作展 サロン・ド・プランタン賞
1999 第38回日本現代工芸美術展 現代工芸賞
2006 第45回日本現代工芸美術展 本会員賞
2011 第50回記念日本現代工芸美術展 北國新聞社長賞
2012 第28回財団法人美術工藝振興佐藤基金 淡水翁賞 最優秀賞
2013 第53回日本現代工芸美術展 副理事長賞
2014 改組 新 第1回 日展 工芸美術 特選
2022 第9回 日展 工芸美術 特選
西島蓮|NISHIJIMA Ren
昨日のかたちは今日へとつながり、さらに明日へと広がっていく。
思考と手の動き、素材との対話が折り重なり、そこから新たなかたちが生まれる。
Profile | プロフィール
略歴
1992 福岡県生まれ
2015 多摩美術大学美術学部工芸学科 卒業
2017 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程 修了
展示歴
2020 「鉄と陶」ギャラリー風、福岡
2021 「壁llm2の彫刻展」いりや画廊、東京
2023 「鉄と陶」山本文房堂画廊、福岡
2024 「第7回ファースト・パトロネージュ・プログラム2024」丸の内KITTE、東京
2025 多摩美術大学 助手展
花塚愛|Hanazuka Ai
路傍の石ころが好きです。いろいろな形や質感でいろいろな色彩を持ち、どこから来たのか、どこへ転がってゆくのか、まるで小さな星のような石ころに物語を夢想したりして遊びます。私は表現の素材として土を扱いますが、土も石も同じようなものです。同じようなところから、手に触れられるところへやってきました。
日向でぼんやりとふさふさしているような、柔らかい土でできた石のようなものを、素直に作り続けたいです。土や石が、土や石になる前の景色を想像しながら。
Profile | プロフィール
1982年 神奈川県生まれ
2005年 多摩美術大学美術学部工芸学科陶プログラム 卒業
2007年 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻陶磁器 修了
2008~2010年 共立女子大学家政学部建築学科 非常勤助手
2015~2017年 多摩美術大学美術学部工芸学科 臨時特別講師
2016~2018年 多摩美術大学美術学部絵画学科 非常勤講師
2019~現在 多摩美術大学美術学部工芸学科 非常勤講師
現 在 横浜市にて制作
CV
2004年 第40回神奈川県美術展 平面・立体部門 入選(神奈川県民ホール/神奈川)
2006年 日韓現代陶芸 ~新世代の交感展(愛知県陶磁資料館/愛知)
個展(くらふとギャラリー集/京都)
ART UNIV.2006 (キャンパスプラザ京都/京都)
2007年 個展(INAXガレリアセラミカ/東京)
アートな贈り物・展(くらふとギャラリー集/京都)
2008年 器・小さなオブジェ・道具展(INAXガレリアセラミカ/東京)
ガレリアセラミカの7人展(INAX世界のタイル博物館/愛知)
天邪鬼展(牙狼画廊/神奈川)
二人展(方圓/東京)
2009年 個展(INAX世界のタイル博物館/愛知)
現代工芸への視点 装飾の力(東京国立近代美術館工芸館/東京)
韓日米 青年作家交流展(韓国工芸文化振興院/韓国)
2010年 やきものの現在 土から成るかたち -part Ⅵ(ギャラリーヴォイス/岐阜)
五人展(もみの木画廊/東京)
二人展(ギャラリーOⅡ/東京)
2011年 佐加豆岐の展パートⅣ(ギャラリー器館/京都)
奇想の女子陶芸 -関西発8人展-(阪急うめだ本店/大阪)
三人展 -雲-(もみの木画廊/東京)
2012年 個展(ギャラリー器館/京都)
はこ展 vol.2(ギャラリーOⅡ/東京)
わんの形展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
遊碗展(ギャラリー器館/京都)
ふしぎ!たのしい!ゲンダイトーゲイ(茨城県陶芸美術館/茨城)
盃展(ギャラリー数寄/愛知)
個展(ギャラリーOⅡ/東京)
おくりもの展 ~Heart to Heart~(ギャラリーゆめ/兵庫)
2013年 不思議!驚異!面白い!新鋭陶芸作家5人展(彩鳳堂画廊/東京、京都伝統工芸館/京都)
個展(ギャラリー数寄/愛知)
奇想の女子陶芸 -関西発12人展-(阪急うめだ本店/大阪)
盃展(ギャラリー数寄/愛知)
干支 午展(ギャラリー数寄/愛知)
2014年 やきものの現在 土から成るかたち -PartⅩⅢ(ギャラリーヴォイス/岐阜)
Sakazuki展 (ギャラリーゆめ/兵庫)
トッテのある形展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
不思議!驚異!面白い!新鋭陶芸作家5人展(彩鳳堂画廊/東京)
第10回国際陶磁器フェスティバル美濃(セラミックパークMINO/岐阜)
第50回神奈川県美術展 工芸部門 奨励賞受賞 (神奈川県民ホール/神奈川)
個展(EN陶REZ/兵庫)
酒器展(ギャラリー数寄/愛知)
干支 羊展(ギャラリー数寄/愛知)
2015年 個展(ギャラリー数寄/愛知)
佐加豆岐の展パートⅩⅡ(ギャラリー器館/京都)
タマビクオリティ -多摩美の継承者たち-(多摩美術大学/東京)
京銀コレクションの15年 京都芸大新鋭作家117名の足跡(京都銀行/京都)
花器展(ギャラリー数寄/愛知)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
不思議!驚異!面白い!新鋭陶芸作家4人展(彩鳳堂画廊/東京)
干支 申展(ギャラリー数寄/愛知)
アニマル展(ギャラリー数寄/愛知)
2016年 よいの形展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
不思議!驚異!面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
干支 酉展(ギャラリー数寄/愛知)
2017年 C pieces 展(アキバタマビ21/東京)
第53回神奈川県美術展 工芸部門 大賞受賞 (神奈川県民ホール/神奈川)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
好きなかたち展(ギャラリー数寄/愛知)
不思議!驚異!面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
2018年 わんの展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
蓋のある形展(ギャラリー数寄/愛知)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
根源へ展 育ちゆくもの(ギャルリ・プス/東京)
不思議!驚異! 面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
2019年 よいの形展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
金沢世界工芸コンペティション(金沢21世紀美術館/石川)
不思議!驚異!面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
2020年 不思議!驚異!面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
2021年 トッテのある形 PartⅢ(ギャラリーヴォイス/岐阜)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
2022年 不思議!驚異!面白い!(彩鳳堂画廊/東京)
2023年 CLAIMING NEW GROUND(Eutectic Gallery/オレゴン州/アメリカ)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
2024年 わんの形展(ギャラリーヴォイス/岐阜)
2025年 二人展 (桃青京都ギャラリー/京都)
誘惑するかたち(ギャラリーヴォイス/岐阜)
個展(日本橋髙島屋S.C.本館6階美術画廊WALL NEXT/東京)
海のいきもの展(月ノ出画廊/東京)
ぐいのみ展(ギャラリー数寄/愛知)
林麻依子|Maiko HAYASHI
人間が創造してきた動物の姿をモチーフに、やきもので表現をしています。
神話や伝承、物語、様々な表現の中で人間が長い時間を掛けてつくり上げてきた動物像はその実、人の心を映したものでした。私にとってつくるということは、人間の豊かな思考の営みに触れ、それを現実に繋ぎとめる行為でもあります。
やきものの動物たちは虚ろです。眼には影を覗かせています。陶芸の技法でつくる空っぽな造形であるからこそ、私は「おもて」にこだわるようになりました。表面に色を重ね、細かく削り続けることで、動物のかたちはいくつものイメージを内包します。色と形が同時に現れ、部分が次第に意味を持ち、やがて全体が見えてくる。
その繰り返しの中で、私の象徴的な動物たちは、誰かの記憶の中の情景を描いているのです。
Profile | プロフィール
1987 群馬県前橋市生まれ
2010 多摩美術大学美術学部工芸学科陶プログラム 卒業
2012 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期(修士)課程工芸専攻 修了
2015 多摩美術大学工芸学科研究室 副手(〜2017)
2017 多摩美術大学工芸学科研究室 助手(〜2019)
2019 埼玉県に窯を構える
2022 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 非常勤講師(〜2025)
東京家政大学家政学部造形表現学科 非常勤講師
2023 多摩美術大学美術学部工芸学科 非常勤講師
C V
個展
2025 夜ごと星を編むように(日本橋高島屋S.C. 本館 6階 美術彫刻コーナー/東京)
2019 はじめの人は詩によって語った(彩鳳堂画廊/京橋・東京)
2014 たとえば、うつろな空に(彩鳳堂画廊/京橋・東京)
2010 穏やかな色は空に満ちて(彩鳳堂画廊/銀座・東京)
グループ展
2025 River to River 川のほとりのアートフェス(ya-gins、他/前橋・群馬)
令和7年度特別公開事業 生きるを装う展(金沢卯辰山工芸工房/石川)
コレクション+ 女性アーティスト、それぞれの世界(アーツ前橋/群馬)
2024 表現とカタチⅢ(ノイエス朝日/前橋・群馬)
Art Fair NAKANOJO 2024(旧廣盛酒造/群馬)
ONE ART Taipei 2024
(Hotel Metropolitan Premier Taipei・青雲畫廊 Cloud Galleryブース/台北)
2023 セラミック・シナジー展(京都市京セラ美術館 本館2回北回廊/京都)
第九屆「雲.想.藝」- 雕塑聯展(青雲畫廊 Cloud Gallery/台北)
Sculpture Selection ーAnimalー(日本橋高島屋S.C. 本館 6階 美術彫刻コーナー/東京)
newroll Sellect vol.2(gallery・studio・cafe newroll/群馬)
第22回 アートギャラリーホーム(チャームスイート四谷/東京)
土浪漫展(Hideharu Fukasaku Gallery Yokohama/神奈川)
鳥展(花あさぎ/銀座・東京)
2022 creature ―神が創りしものー(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川)
皐月のたより(ギャラリーおかりや/銀座・東京)
2021 笠間陶芸大賞展2021 一部公募部門 受賞作家展(柿傳ギャラリー/新宿・東京)
笠間陶芸大賞展 一部公募部門受賞作家作品特集(日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン/東京)
笠間陶芸大賞展(茨城県陶芸美術館/茨城)
中之条ビエンナーレ(旧廣盛酒造/群馬)
Art Atrium-美の調べ-(SAN-AI GALLERY + contemporary art/東京)
陶×藝×術(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川)
中之条ビエンナーレ Prelude(旧廣盛酒造/群馬)
2019 いきもの狂騒曲-陶芸フィギュアの現在-(茨城県陶芸美術館/茨城)
多摩美術大学 助手展 −交錯する視点−(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川)
2018 サクタロウをアートする -解釈の快楽-(萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館/群馬)
2017 萩原朔太郎 詩集『月に吠える』100年記念展—ここからすべてが始まった
(萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館/群馬)
詫摩敦子・林麻依子 二人展(松坂屋名古屋店 本館8階 美術画廊/愛知)
C pieces(アキバタマビ21/東京)
2016 シブヤスタイルvol.10(西武渋谷店美術画廊/東京)
2015 Books+(彩鳳堂画廊/京橋・東京)
中之条ビエンナーレ(伊参スタジオ/群馬)
コレクション+ うちとそと 収蔵作品と若手作家の対話(アーツ前橋/群馬)
2014 アジア現代陶芸展(クレイアーク金海美術館 ドームハウス/韓国)
掘りごたつハリケーン(アートコンプレックスセンター・Hall gallery/東京)
2013 銀座彫刻博覧会(エストネーション銀座店/東京)
THEATER(彩鳳堂画廊/京橋・東京)
素材とその手ざわり(Max Mara銀座並木通り店/東京)
前橋アートコンペライブ2012 入賞作品展(ミニギャラリー千代田/前橋・群馬)
2012 ART TAIPEI(台北世界貿易中心一館・彩鳳堂画廊ブース/台北)
SAIHODO STATION(彩鳳堂画廊/銀座・東京)
Young Art Taipei(Sheraton Taipei Hotel・彩鳳堂画廊ブース/台北)
2011 東日本大震災復興チャリティ・オークション 今日の美術展(東京美術倶楽部/新橋・東京)
VARIA NAGOYA ART FAIR(松坂屋名古屋店・彩鳳堂画廊ブース/愛知)
SAIHODO TRAVEL(彩鳳堂画廊/銀座・東京)
ROKU(イセ・カルチュラル・ファンデーション/ニューヨーク)
2010 +PLUS Tokyo Contemporary Art Fair(東京美術倶楽部・彩鳳堂画廊ブース/新橋・東京)
アジア現代陶芸展(弘益大学校現代美術館/ソウル)
多摩美術大学工芸学科卒業制作展 2010「material+」(スパイラルガーデン/青山・東京)
2009 たまびやき 多摩美術大学工芸学科/陶/選抜作品(藍画廊/銀座・東京)
第45回神奈川県美術展 (神奈川県民ホールギャラリー/横浜・神奈川)
COREDO Women’s Art Style<Spring Story 2009>(コレド日本橋/東京)
その他の活動
2014 石原まり チェロリサイタル 会場アートワーク(前橋文学館・ホール/群馬)
<受賞歴>
2023 セラミック・シナジー展 セラミック・シナジー賞、文京小アワード
2023 第22回 アートギャラリーホーム 指名コンペ部門 入選
2021 笠間陶芸大賞展 一部公募部門 審査員特別賞[石﨑泰之賞]
2012 前橋アートコンペライブ グランプリ
2009 第45回神奈川県美術展 平面・立体部門 入選
パブリックコレクション
アーツ前橋
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館(萩原朔太郎記念館に常設)
藤本巧|Fujimoto Takumi
骨董品や工芸品が好きで、器をモチーフにすることが多い。顔彩の特性を活かし、器に反射するやわらかい光を表現している。骨董品などの古い物を描く時に、無機質で寂しい絵にならないように温かみを意識して描いている。
Profile | プロフィール
1997年生まれ。
東京工芸大学芸術学部デザイン学科を卒業後、イラストレーターとして活動。
顔彩を用いた華やかな表現で、書籍の装画や挿絵、パッケージ、イベントビジュアルなどを手がけている。
TIS会員。
CV(展示歴など)
2020年 「WAVE2020」(3331 Arts Chiyoda)、
ギャラリーハウスMAYA「装画コンペvol.20」入選
2021年 個展「Collection」(スペースユイ)、
「WAVE2021」(3331 Arts Chiyoda)、
「CAT POWER 2021」(ギャラリー・ルモンド)
2022年 個展「Roots」(スペースユイ)、
個展「東京工芸大学図書館報刊行記念 藤本巧 作品展」(東京工芸大学中野図書館)、
「エンジョイ!こっとう!vol.2 ~こっとうと絵と美味しいものと~」(ondo gallery)、
「CAT POWER 2022」(ギャラリー・ルモンド)
2023年 個展「虎のいる谷」(スペースユイ)、
「愛でるこっとう」(ondo gallery)、
「CAT POWER 2023」(ギャラリー・ルモンド)、
「描くバスケ」(山陽堂書店)、
「第18回TIS公募」入選
2024年 個展「魚の眠る箱」(スペースユイ)、
「檸檬」(スペースユイ)、「文化」(ギャラリー・ルモンド)、
「CAT POWER 2024」(ギャラリー・ルモンド)、
「第230回ザ・チョイス」準入選
2025年 個展「吉日」(代官山蔦屋書店)、
個展「茶飯事」(スペースユイ)、
「TIS企画展 Illustration Works 179人のイラストレーターによるベストワーク展」(東京ミッドタウン・デザインハブ、名古屋造形大学ギャラリー)、
「CAT POWER 2025」(ギャラリー・ルモンド)、
第2回ヨロコビto公募展「ライフアートアワード」準大賞、
「第234回ザ・チョイス」入選、
「第236回ザ・チョイス」入選
増田敏也|MASUDA Toshiya
質感や実在感のないCG というデジタルイメージを、質感や実在感という真逆のイメージを持つセラミックスで表現することで生まれたイメージギャップ。
このイメージギャップから感じられる不思議さは、仮想世界(イマジナリー)と現実世界(リアル)が混在する
現代のリアリティを考えるきっかけになると同時に、陶芸の長い歴史の中で斬新さやオリジナリティを
獲得することになると考えています。
Profile | プロフィール
1977年 大阪府に生まれる
1999年 大阪芸術大学芸術学部工芸学科金属工芸コース 卒業
2003年 第26回 長三賞陶芸展 前衛部門/長三賞
2005年 第7回 国際陶磁器展美濃 陶芸部門/審査員特別賞
2023年 公益財団法人現代美術文化振興財団主宰「Ceramic synergy展」/セラミック・シナジー賞
CV
主な個展
2024年 「希少性マスプロダクション」西武池袋本店美術画廊/東京
2022年 「質感ノイズ」新宿髙島屋美術画廊・高島屋大阪店ギャラリーNEXT /東京・大阪
2021年 「質感ノイズ」スペース大原/岐阜・多治見
「増田敏也-デジタル陶芸-」ギャラリー小暮/東京
2020年 「記憶すくい」現代美術 艸居/京都
2019年 「懐かしい未来」アートフェア東京【水戸忠交易】(東京国際フォーラム)/東京
2017年 「Sweet Memories」新宿髙島屋美術画廊/東京
2016年 「Yin and Yang」VOLTA NY【GALLERY KOGURE】(PIER90)/NY
主なグループ展
2025年 「工+藝」KO+GEI 京都2025 Tokyo Art Club/渉成園(枳殻邸)(京都)
2024年 「工+藝」KO+GEI 2024 Tokyo Art Club/東京美術倶楽部
“Reframing,vol.2”YOD Gallery/大阪 (ex.’23)
2023年 公益財団法人現代美術文化振興財団主宰「Ceramic synergy展」京都市京セラ美術館本館2階北回廊/京都
2022年 2022 Taiwan Ceramics Biennale新北市鶯歌陶瓷博物館 /台北・台湾
2021年 開館15周年記念特別展「No Man’s Land -陶芸の未来、未だ見ぬ地平の先-」兵庫陶芸美術館/兵庫
「悉皆-風の時代の継承者たち-」高島屋美術画廊/日本橋・大阪・京都・横浜・新宿巡回
主なパブリック・コレクション
蟠龍寺(東京),
Museum of Anadolu University(トルコ),
兵庫陶芸美術館(兵庫),
ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)
丸山純|Jun Maruyama
動物や人、人形のかたちを通して、自己と周りとで互いに影響や痕跡を与え合いながら、様々な関係性で存在しているものたちのあり方を表現しています。
Profile | プロフィール
造形作家
1994年生まれ
長野県出身 長野市で作家活動中。
2016年 名古屋造形大学造形学科彫刻コース 卒業
2019年 茨城県立笠間陶芸大学校研究科 修了
主に陶彫での表現の他、木彫やミクストメディアの立体造形作品を制作しています。
CV
展示歴と受賞歴
2016年 アートアワードトーキョー丸の内2016 (丸ビル一階マルキューブ・小山登美夫賞)
2020年 二人展 金澤シュウ・丸山純 Light buoy(笠間工芸の丘/茨城県)
2023年 グループ展 3つの個性 オブジェ展 (泉町ギャラリー窯YOO /茨城県)
市内作家によるアートグループ展2023 (長野市芸術館/長野県
・IAG AWARDSノミネート賞)
2024年 グループ展 Seeking the Trajectory of Happiness in Life (御陶坊藝廊 YTF GALLERY /台湾)
池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2024(東京芸術劇場●準IAG大賞)
企画展「THE HEADLINERS 2024ー陶芸フェス、はじめます。」(茨城県陶芸美術館/茨城県)
森川裕也|MORIKAWA YUUYA
私は、身の回りにある見慣れた物に対して、「本当は何でできているのか」、そして「どのような背景や性質を持つのか」を意識しています。それは単なる素材としての関心ではなく、そこに潜む物語や歴史に目を向けることでもあります。
私たちは日常の中で、物の表層的な部分しか捉えず、その奥に広がる「見えにくい背景」や文脈に無関心であることが少なくありません。この違和感や問いが、私の作品制作の根幹にあります。
たとえば、道端に落ちたゴミ、ベランダで錆びたハンガー、百円で売られる中古の置物など、一見取るに足らないものにも、それぞれ特有のストーリーや時代背景が宿っています。私はそうした物の「特性」に着目し、陶の制作プロセスと結びつけながら作品を生み出してきました。
近年では、私がリサイクルショップや骨董市で収集した民藝品や伝統工芸品、工業製品、廃材などを焼き物に置き換え、それらを組み合わせる作品を制作しています。棚に並ぶ中古品は、郷土民藝品や観光地のお土産など多種多様ですが、それらがどのような経路をたどって流通し、現在ここに存在しているのかは、私たちには想像することしかできません。それでも、本来の価値から切り離され、異なる文脈の中で新たに生き続ける物たちには、人間の営みの縮図を垣間見るような感覚を覚えます。
私の制作の目的は、文化が消費され、再利用される過程で生まれる「漂流物」のような存在を、一度文化的な価値から切り離し、異なる文脈や文化へと再接続することです。そこに新たな視点を生み出し、物に秘められた背景や歴史を問い直す契機をつくりたいと考えています。
Profile | プロフィール
1993年三重県生まれ。
2017年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程工芸専攻陶領域修了。
焼き物の内在的な特性に着目し、中古の民藝品や工業製品、廃材など、既に価値を喪失したモノを陶に置き
換える手法を用いて制作を行う。異なる文脈をもつモチーフを組み合わせることで、個々のモノに潜む記憶
や時間を再構成し、人間社会における構造や関係性を物語として可視化することを試みる。
CV
個展
2016 個展「景を眺める」いりや画廊(東京)
2018 個展「Pottery Exhibition」伊勢丹相模原店(神奈川)
2019 個展「Still Eating 」plat.inc(東京)
個展「nonsense」いりや画廊(東京)
2024 個展「Drift」MJK Gallery(東京)
グループ展
2014 「震災と表現 BOXART~共有するためのメタファー~展」
グループワーク / リアス・アーク美術館(宮城)
2015 「アートフォーラム三重-UPDATE-」三重県総合文化センター(三重)
「-火仕事-多摩美術大学工芸学科卒業制作展」Spiral Garden(東京)
2016 「アジア現代陶芸展2016」臺北當代工藝設計分館(NTCRI)、台灣工藝設計館(台湾)
2017 「バリュープライス いりや画廊若手支援プロジェクトvo.7」いりや画廊(東京)
「夏色-ナツイロ-」SQUARE gallery 湘南T-SITE(神奈川)
2019 「多摩美術大学助手展 交差する視点」FEI ART MUSEUM(神奈川)
2021 「トッテのある形 part 3」gallery VOICE(岐阜)
2022 「#ART GOES ON」SEASIDE STUDIO CASO(大阪)
「いりや画廊企画 壁11㎡の彫刻展#06」いりや画廊(東京)
2023 「Chronicle:反復の地層」MJK Gallery(東京)
「[セラミック・シナジー展]技術と表現。工芸と芸術。個と集団」
松井利夫賞 / 京都市京セラ美術館(京都)
2024 「ファースト・パトロネージュ・プログラム ver7」
KITTE地下1階パフォーマンスゾーン(東京)
「CERAMIX」西部渋谷店美術画廊・オルタナティブスペース(東京)
「幻在の表現 島内聡士・関井一夫・森川裕也」日本橋高島屋S.C.美術工芸サロン(東京)
アートフェア
2023 「Study:アート&クリエイティブフェア」グランフロント大阪(大阪)
〈受賞・入選〉
2019 「第3回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」入選 / 瀬戸市美術館(愛知)
2023 「第71回埼玉県美術展覧会」入選/埼玉県立近代美術館(埼玉)
「2023・ZERO展」ZERO会賞 / 宝塚市立文化芸術センター(兵庫)
2024 「XVI International Ceramics Biennial of Manises」入選/Sala Els Filtres(バレンシア)
2025 「菊池ビエンナーレ 陶芸の現在」入選 / 菊池寛実記念智美術館(東京)
その他
2020 現代美術文化振興財団 陶芸家支援助成金 2期生
2024 「月刊アートコレクターズ11月号」作品掲載
2025 現代美術文化振興財団 陶芸家支援助成金 13期生
平田崎|Saki Hirata
自分なりの目線で見た人間のあり様を美しく、味わい深く、ドラマティックに表現することを目指して絵を描いています。
Profile | プロフィール
一般大学卒業後、9年間の会社員経験を経たのち作家を志し美大に入学。
大学では版画を専攻し昨年度卒業。現在は働きながら今後の表現手段を模索中です。
YOKEY|ヨーキー
陶芸作家のYOKEYは、身の回りにある自然や動物、万国の民藝品、太古の人々による創造物などから着想を受け、あらゆる生き物が一体となって共存する幻想的な世界を表現しています。無造作な土の造形、ゆがみ、キズといった不完全さから美を見出し、生命力の強さと儚さ、あるいは神秘性を作品の中に投影しています。
Profile | プロフィール
埼玉県出身。2017年より本格的に陶芸を学ぶ。
誰しもが持つアンバランスな個性を躍動感あふれる造形美で表現する陶芸作家。
概念にとらわれない自由で可愛らしいフォルムには、遊び心と愛情が落とし込まれている。 2012年より、東京・田端にあるギャラリーWISH LESSのオーナーとして、国内外の作家の展覧会キュレーションも行う。
instagram: @yokey_yokey
CV
2023年 個展「SWELL」(東京・Pottari Gallery)
二人展「DOUBLE FANTASY」(東京・TETOKA)
2024年 個展「VENUS GARDEN」(東京・SUPER PERSONAL SHOWCASE)
二人展「RETURN of DOUBLE FANTASY」(東京・TETOKA)
2025年 二人展「YOU and ME」(東京・GINZA SIX)
ポップアップ展「CLAY CIRCUS」(東京・OIL)
