Group Exhibition
地獄のスイーツ Act.2
飯島モトハ|IIJIMA, motoha
エース明|ACE Akira
架菜梨案|Kanaria
小林あずさ|KOBAYASHI azusa
杉田陽平|SUGITA YOHEI
藤川さき|SAKI FUJIKAWA
渡邉おさむ|Osamu Watanabe
October 30 – November 10, 2026
12:00pm-7:00pm
Closed: Wednesday & Thursday
Exhibition Final closes at 5:00pm
MEDEL GALLERY SHU HIBIYAでは、10月30日より11月10日までグループ展「地獄のスイーツAct.2」を開催いたします。
本展は2018年に新宿眼科画廊で開催した「地獄のデザート」を原点とし、「美味しいものをいただくのは背徳の極み」として、それが本当に幸福なのかを検証するために行う展示会です。しかし、単なる続編ではなく、改めてその世界に身をまかせることに意味があるようです。
参加アーティストはエース明、架菜梨案、小林あずさ、杉田陽平、藤川さき、渡邉おさむ、そしてスイーツドラゴンの異名を持つ飯島モトハの7名のスイーツラヴァーが集います。
甘いものは、いつだって私たちを誘惑する。
美しく、柔らかく、甘く、幸福な味がする。
けれど、その幸福は身体にとって本当に幸福なのだろうか。
人間は長い時間をかけて、自然界には存在しないほど濃密な甘さを作り出してきた。
それは人類の知恵であり、欲望であり、身体を裏切るほどの贅沢でもある。
「地獄のスイーツ」は、そんな甘美な矛盾をめぐる展覧会だった。
あれから時を経て、私たちは再び甘味の前に立つ。
これは続編ではない。
一度開いた扉を、もう一度くぐるための試みである。
天国と地獄。
快楽と苦痛。
身体と、その彼岸。
甘いものを食べるという、ごくささやかな幸福のなかに、
私たちはいったい何を求めているのだろう。
地獄は、まだそこにある。
地獄のスイーツ Act.2
全く違う作風のアーティスト7名が、一体どんな作品により地獄の扉を開けるのか、あなたもご一緒にその扉をくぐろうではありませんか、
ご期待ください。
MEDEL GALLERY SHU HIBIYA is pleased to present the group exhibition “HELL’S SWEETS Act. 2,” on view from October 30 through November 10.
The exhibition takes its starting point from “Hell’s Dessert,” held at Shinjuku Ophthalmology Gallery in 2018. At its heart lies a simple yet unsettling question: Is indulging in delicious food the ultimate form of decadence—and is that indulgence truly a form of happiness?
Sweet things have always tempted us.
Beautiful, soft, and sweet, they promise the taste of happiness.
But is that happiness truly a form of happiness for the body?
Over the course of human history, we have developed levels of sweetness so intense that they scarcely exist in nature. It is a product of human ingenuity, desire, and, at times, a luxury so excessive that it betrays the very body that seeks pleasure from it.
“HELL’S SWEETS” is an exhibition born from this beautiful contradiction.
Years have passed, and once again we find ourselves standing before sweetness.
This is not simply a sequel.
It is an attempt to step once more through a door that has already been opened.
Heaven and hell.
Pleasure and pain.
The body and what lies beyond it.
Within the seemingly modest happiness of eating something sweet, what is it that we are truly seeking?
Hell is still there.
HELL’S SWEETS Act. 2
Seven artists, each with an entirely different artistic language and perspective, come together for this exhibition: Ace Akira, Kanaria, Azusa Kobayashi, Yohei Sugita, Saki Fujikawa, Osamu Watanabe, and Motoha Iijima, also known as the “Sweets Dragon.”
What kind of works will these seven lovers of sweets create to open the gates of hell?
We invite you to step through that door with us and discover what awaits on the other side of sweetness.
飯島モトハ|IIJIMA, motoha
ARTIST
米国International Center of Photographyで写真を学ぶ。
アンセル・アダムスの孫弟子としてモノクロ写真表現を修め
帰国後はデジタル表現、平面表現、現代美術としての写真に向き合う。
「ぬいぐるむ」「フィジカルボディ・コンプレックス」「無礼らか?」などでキュレーションを担当。
「超えてゆく風景」「うたかたと瓦礫デブリ」「 Red Bull Music Academy Art」などにコレクション貸し出し。
アートコレクター・スイーツ愛好家として月刊アートコレクターズなどで連載中。
Profile | プロフィール
CV
2014 「EMON AWARD 2013 グランプリ展」Emon photo gallery 東京
2017 「コレクション展「綺麗なドレス」」TAV gallery
2017 「デカい牛のデカい内臓」新宿眼科画廊
2018 「飯島モトハルv.s.藤城嘘 企画展『無礼らか?』」TATARABA
2018 「がんか食堂 地獄のスイーツ」新宿眼科画廊
2018 「超えてゆく風景」ワタリウム美術館 - コレクション貸し出し
2019 ぬいぐるむ!新宿眼科画廊
2019 東京インディペンデント 2019
2020 SUPER-NORMAL 「SUPER-NORMAL?」Gallery OUT of PLACE TOKIO
2021 Familiae Sylvanian Art Lab TOKYO / AKIBA
エース明|ACE Akira
ARTIST
今回の展示会のテーマのスイーツということで日本の量販のスイーツの存在につい
て考えみる。
Profile | プロフィール
早稲田大学第二文学部卒業
mixiやdrawr、TwitterといったSNSやお絵かき掲示板への絵やマンガの投稿で始ま
り、現在もそれがメインの活動。
2値ペンで低解像度の絵を描いている。
CV
2019年 個展 新宿眼科画廊
2021年 個展 台湾マンガシック
2024年/2025年 新宿アートコンプレックスセンター グループ展
2022年 でんぱ組.inc アルバム メインビジュアル
2025年 Daoko 配信シングル メインビジュアル
2026年 相沢梨紗 有楽町アイマショウ 生誕公演 メインビジュアル
架菜梨案|Kanaria
ARTIST
世界はひとつである。
様々な物語や神話、花や植物、動物や人間たちが、時間や空間を越えて、全てが繋がる世界を創作しています。そこには生きることの官能性が、風刺やユーモアを含んで広がっています。
私の作品では人間界、動物界や自然といったもののヒエラルキーがなく、全てが対等に扱われ、交わり合う ”ユートピア” が形作られています。表面的には見えませんが、私は全てのものは、深い部分では繋がっていると思うのです。土の下では繋がっている、植物のように。
Profile | プロフィール
2011 多摩美術大学 美術学部 絵画科 油画専攻卒業
2017 パリ国立高等美術学校 修士課程修了
2018 パリ国立高等美術学校 ポストディプロム
CV/受賞
2011 福沢一郎賞
2018 Cabane Georgina賞 (フランス)
2018 Maurice Colin-Lefrancq賞 (フランス) 受賞
国内外で個展、グループ展など多数。
小林あずさ|KOBAYASHI azusa
ARTIST
「知っている物を繋げ、知らない物を見るための行為」
一見無関係に見えるものや脈絡のないもの同士に共通項や関連性を見出し、それらを作品の中で結びつけることで、意味の隔たりと連なりを視覚的に表現したいと考え、制作しています。
私の関心の中心には、イメージの連鎖と連続性があります。
植物の根、蛇、虹、迷路など、遠い存在同士を結びつけるものに興味があります。
また連鎖を象徴するものとして、髪の毛や紐に特に関心があります。
長い形や構造を持つものが絡み合いながら他のものを抱き込み、変化していく様子を繰り返し描いてきました。
制作では、表象論や民俗学、神話、寓話などを参照しながら、生き物や事物が持つ象徴を集め、それぞれの物語や来歴を繋ぎ合わせていくプロセスを重視しています。
「隔たり」と「連なり」は、制作を通して探り続けている主題です。
言葉とイメージの相関関係を起点に、言葉遊びや遊戯性を介することで、意味的なレベルで隔たりのある存在を接続し、未知の存在を浮かび上がらせることを目指しています。
既知のものを繋ぎ合わせる事で未知の関係性を見出し、その過程を通して立ち上がるイメージを、これからも作品として表現していきたいと考えています。
Profile | プロフィール
2013 東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科 卒業
2015 東京藝術大学 大学院 油画 修了
2016 パリ国立高等美術学校 交換留学
2019 英国ロイヤルアカデミーオブアーツ 交換留学
2021 東京藝術大学 大学院 博士後期課程 絵画専攻 油画研究領域 修了
CV
2026 個展 「Maternel-マテルネル」 Gallery Q/東京
個展 「洞窟の比喩」VALLOON STUDIO/東京
2025 個展 「世界図」 Gallery Q/東京
2024 個展 「メンタルレキシコン」 Gallery Q/東京
2023 個展 「反実仮想-あらまほし」 VALLOON STUDIO/東京
2022 Japan & Bangladesh – Group Art Exhibition ダッカ大学/バングラデシュ
GINZA COLLECTOR’S CLUB GINZA SIX蔦屋書店/東京
2021 「人格的世界観の育て方-小林あずさ+林千歩」 roid works gallery/東京
2019 個展 「ダブルスライド」 TAV Gallery/東京
個展 「網あるいは作戦」 MEDEL Gallery/東京
2018 Arts in Bunkacho ~トキメキが爆発だ~ 文化庁パブリックスペース/東京
2014 シブカル祭 パルコミュージアム/東京
2013 個展 「ハニカムユートピアへようこそ」 TOKAS本郷/東京
受賞歴
2023 FACE2023 入選
2019 コミテコルベールアワード 入選
2016 TURNER AWARD 優秀賞
2015 アートアワードトーキョー丸の内 高橋明也審査員賞
2014 GOLDEN COMPETITION 優秀賞
2013 藝大アートプラザ大賞 大賞
2012 トーキョーワンダーウォール2012 入選
杉田陽平|SUGITA YOHEI
ARTIST
“我々は、どこまで絵画に溺れる事が出来るか?”
人間のみが創り出した最古のメディア”絵画”には、未だ多くの謎が残る。絵画を紐解き、捉え直しアップデートするには、絵具と親密になる事が大事だと考えた。
親密になる為にはコントロール出来ない状態まで溺れてみたり、切り離して繋いでみたり、複数の手法を用いて、”抽象具象”を横断してみたり多角的かつ高感度で観測する事が重要だ。
自身の絵を描く行為は、身体から溢れ出たストロークを自由に扱いたいという思いからきている。四隅もスピード感を落とす事なく描くにはどうしたらよいか、隣り合う色と形の線が混ざり合う事なくコントロールするにはどうしたらいいか、一方で意図的に混ざり合わせてオートマチックで出来る無作為な表情を”作為的”に出現させたい。
白い塊をキャンバスに積み上げて色を乗せて自作のハケで抉るように描く。絵画という肉体の心臓の鼓動を聴きたい。ドライビングフォースと筆致の起伏に落ちる影も意識した。
Profile | プロフィール
プロフィール
1983 三重県生まれ
2008 武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 卒業
CV
近年の主な個展〔2021年〜2026〕
2021 大丸東京店
2021 ジェイアール名古屋タカシマヤ
2022 GALLERY X BY PARCO(渋谷PARCO)
2022 心斎橋PARCO
2022 岩田屋本店
2022 伊勢丹立川店
2022 西武池袋本店
2023 心斎橋PARCO
2023 博多大丸
2024 Lurf MUSEUM
2024 ジェイアール名古屋タカシマヤ
2024 銀座三越
2025 ART HUB NAGOYA/松坂屋名古屋店
2025 六本木 蔦屋書店
2026 ジェイアール名古屋タカシマヤ
主な受賞歴
2004 トーキョーワンダーウォール賞
2006 GEISAI 特別審査員賞
2006 リキテックス賞
2007 シェル美術賞2007 中井康之審査員賞
2007 第22回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2007 via art 2007 ポーラ美術館 御子柴大三審査員賞/田中早苗審査員賞/野呂好彦審査員賞
2008 トーキョーワンダーウォール賞
2008 丸山直文研究室賞(武蔵野美術大学)
2009〜2011 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
2010 第5回タグボートアワード 平面作品部門特別賞
2011 アーティクル賞 塩原将志審査員賞
藤川さき|SAKI FUJIKAWA
ARTIST
身の回りの環境や対話から生まれた興味や疑問をもとに、作品制作を行なう。主に人の意思に通じた絵画表現を多く発表する。
Profile | プロフィール
プロフィール
1990年東京都生まれ。2013年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。
CV
主な個展
2026 「SCRATCH, AND KNOW」Gallery Yukihira、東京
2024 「まな板から腹の底まで」JPS Gallery、東京
「From the Cutting Board to the Bottom of a Stomach」JPS Gallery、パリ
2022 「光の積層」WhimsyWorks、台北
「息をするとは」KATSUYA SUSUKI GALLERY、東京
「全ての果実には種があったらしい」LIGHT HOUSE GALLERY、東京
2020 「無濾過の絵具」River Coffee & Gallery、東京
「痕跡への加筆」Gallery Yukihira、東京
2019 「祈りの断層」ondo、東京・大阪
2018 「未開の共存」Gallery Yukihira、東京
「未知のためのエスキース」ondo、東京・大阪
2017 「蟷螂の斧」ondo、東京・大阪
「藤川さき の 準ガラクタ」The Artcomplex Center of Tokyo、東京
「王冠のプレゼント」絵本専門店青猫書房、東京
2016 「壊れなきゃ生まれない」The Artcomplex Center of Tokyo、東京
「藤川さき個展」金魚空間、台北
「いきるをかける」MASATAKA CONTEMPORARY、東京
2015 「新世代への視点2015 藤川さき展」ギャルリー東京ユマニテ、東京
「日々と同期されるアート」d-labo ミッドタウン、東京
2012 「petit “GEISAI” #15 審査員賞受賞者展 藤川さき個展」Hidari Zingaro、東京
